84話 ページ4
組合との交戦から数日がたったある日のこと
私は面倒臭い書類仕事を強いられていた
「…」
『おや?鏡花、そんなにソワソワしてどうしたの?』
「今日、初めての依頼」
成程ね。だからこんなにソワソワしてるのかぁ
その時だった
「おまたせあ。仕事貰ってきたよ」
『敦お疲れ様』
「あ、野上さん。お疲れ様です。あれ?太宰さんと国木田さんは?」
『太宰は自さつが何とか〜とか言って外出。それを連れ戻しに国木田が少し前に出ていったな。まぁそろそろ戻ると思うけど』
「そうですか。あ、鏡花ちゃんこれ」
そう言い敦が手渡したのは発射式の
「ポートマフィアも狙ってるだろうし、護身用にって…
まぁ今回、危険は無いと思うけど…」
『どんな仕事なんだ?』
「此の証拠品の封筒を、法廷の判事さんに渡す。んで、これがその判事さん」
そう言い判事と思われる男性の写真を鏡花に見せた
「…了解。完全に暗記した」
『頑張ってね』
恐らく今回のこの依頼自体には何も無い…けど今日何かが起こる
「!頑張る」
「「行ってきます!」」
そう言い二人は依頼に向かった
異変が起きたのはその数時間後だった
____不味いことになった
『国木田どうした』
「小娘の携帯電話に着信があった」
『!それは本当』
小娘__鏡花の携帯に着信が入るわけない。何故なら携帯会社をわざわざ変え、外部から連絡が取れない…つまり"夜叉白雪"を呼べないようにするということを意味する。なのに着信が入った
「俺と賢治で現場に行ってくる」
『わかった』
「行くぞ賢治」
「はい、国木田さん」
そう言い二人は鏡花達の元へ向かって行った
どうやら私の悪い予感は当たってしまったようだ
恐らく鏡花の携帯に連絡を入れたのは紅葉の姐さんに違いない。恐らくあの人は鏡花を気に入っていた…ということは確実にマフィアに連れ戻しに来ると考えたからだ
それだけなら国木田と賢治が行けば問題ないだろう
連絡が来ないまま30分が経過した
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keikei(プロフ) - この作品すごく好きで1日で全部読んでしまいました!更新頑張ってください\(*⌒0⌒)♪ (2月11日 21時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
瑠練鈴 - Megumiさん» おん!頑張ってな〜! (2月10日 18時) (レス) id: 6c6d7d320b (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - 瑠練鈴さん» ありがとうございます!これ参考にキャラたちお借りしてお話考えますね (2月10日 12時) (レス) id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
瑠練鈴 - 〜追記〜 夢主全員トリップ者&転生者だと思って〜 (2月9日 23時) (レス) id: 6c6d7d320b (このIDを非表示/違反報告)
瑠練鈴 - Megumiさん» それと、http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Tmdmtt/に移動してくれれば、俺の小説にが全部あるってそこから移動できるから一々探さずにすむと思うで。 (2月9日 22時) (レス) id: 6c6d7d320b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Megumi | 作成日時:2023年3月19日 20時