94話 ページ18
「おいおい、流石にそれはひでぇじゃねえか、なぁ叶恵さんよぉ」
『中也ならこれくらいなんてことないでしょ?
与謝野女医、賢治は下がって。彼は私が相手します』
「でも!」
『私と彼の実力は…まぁ五分五分ってとこです。それに2人を庇いながら戦うとなると勝率は下がるので』
「…わかったよ」
そして何とか2人は番講堂の方へ戻ってもらった
『さて中也、貴方の特使としての役割は終わったみたいだけど…早く帰ってくれない?』
「それは出来ねぇ話だ。言ったろ?手前を連れ帰るように首領に言われてるって」
『私は何を言われようがそちらに戻るつもりは無い。まぁあの人にとって、あの一件で私もマフィアを抜けるなんて思わなかったでしょうに。だから私を血眼になって探した。違う?
この会話も聞いてるんでしょ森さん』
「…手前の意見は分かった」
『…なら早く「なら、攫っちまえばいいだろ?」私が中也ごときに負けるとでも?笑わせないでよ』
「あ"あ"お前自分で言ってたろ?"勝率は五分五分"だって」
『まぁね。だから説得方法を変える。中也、これ何かわかる?』
そう言いながら私は携帯電話の画面を見せた
「っ!手前なんでそれ持ってやがる!消せ、今すぐ消せ!」
私がみせたのは、何時ぞやの「二度目はなくってよ!」の瞬間の動画だった
『これをマフィア中にばら撒かれたくなかったらここは引いてくれない?』
「…分かった。今回は手前を攫うのは辞めてやる。だからその動画消せ」
『わかったよ。消してあげる…でも』
「でも?何だ」
『(このデータ太宰も持ってるから後でまた送ってもらくから問題ない、とは言えないよな〜)中也は知らなくてもいいよ』
「おい!それが一番気になるヤツじゃねぇか!」
『まぁそれはともかく早く帰ってよ…私も援護に向かわないといけないんだから』
「わーったよ…次はねぇから」
そう言い残し彼は何とか撤退してくれた
さて、ここからが忙しくなるぞ
『社長。私はこのまま攻勢の元へ向います』
____「ああ、くれぐれも無茶はするな」
『了解です』
そして私は急いで出口へと向かった
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keikei(プロフ) - この作品すごく好きで1日で全部読んでしまいました!更新頑張ってください\(*⌒0⌒)♪ (2月11日 21時) (レス) @page47 id: 1656e11f49 (このIDを非表示/違反報告)
瑠練鈴 - Megumiさん» おん!頑張ってな〜! (2月10日 18時) (レス) id: 6c6d7d320b (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - 瑠練鈴さん» ありがとうございます!これ参考にキャラたちお借りしてお話考えますね (2月10日 12時) (レス) id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
瑠練鈴 - 〜追記〜 夢主全員トリップ者&転生者だと思って〜 (2月9日 23時) (レス) id: 6c6d7d320b (このIDを非表示/違反報告)
瑠練鈴 - Megumiさん» それと、http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Tmdmtt/に移動してくれれば、俺の小説にが全部あるってそこから移動できるから一々探さずにすむと思うで。 (2月9日 22時) (レス) id: 6c6d7d320b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Megumi | 作成日時:2023年3月19日 20時