久しぶりに帰ったヨコハマは変わってなかった3【文スト】

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ここから急展開？
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翌朝、私は星空と一緒に探偵社に出社した

まぁそこで皆から聞かれるのはひとつだった

｢｢｢誰!?｣｣｣

｢叶恵〜面倒なこと嫌いじゃなかった？｣

『乱歩さん、もちろん嫌いですよ？でもまぁ仕方ないじゃないですか…ということで説明しますね…はァ』

と言い、私はこれまでの経緯について説明した

｢じゃあその方は平行世界の方なんですね。都会ってすごい｣

｢賢治君、これに都会とか関係ないから…｣

『って訳で連れてきたの。所で太宰は？あれ程今日はこいって言ったのに』

そう、今朝から奴(太宰)の姿が見えないのだ…

奴の"人間失格"で彼女が帰れればいちばん早いんだけど

その時だった

｢おっはよーう｣

『やっと来たね包帯無駄遣い装置』

｢うっ、叶恵その呼び方は…所で其方のお嬢さんは？｣

『はァ…2度同じ説明はしたくない。誰か代わりに話しといて…とりあえず太宰は彼女に触って見て。異能無効化だから』

太宰は私のその一言である程度察したようだった

｢えー私ーやりたくなーい｣

『黙ってやれ、この自さつ馬鹿』

｢いーやーだー｣

『面倒臭っ…太宰さん、いい加減にしないと…わかってますよね』

｢…でも〜｣

こいっ！はァ怒るのも面倒臭い

『じゃあしょうがない、別のプランで行こう。太宰治さんはやってくれないようだからね』

｢ちょっと！分かったから！じゃあ…お嬢さん、どうか私と心中…ｸﾞﾊｯ｣

やると思った。国木田に言っといて良かった…

しかしまぁ…太宰が彼女に触れたものの、何も変化は現れなかった

『…この方法は失敗か。ん〜仕方ない…あの人にお願いするか』

｢野上さん、なにか方法があるんですか？｣

『んー、有るけど…あの人めんどくさいのよね…』

それは私が海外でであったある異能力者。確か彼の異能は次元渡航だったはず…異世界なら…まぁどうにかなるだろ

『とりあえず呼ぶけど…海外に住んでるから、此方に来るまで1週間ってとこね』

｢…それでも帰れるならいいです｣

｢ねぇその人って男？｣

『そうだけど？何か問題』

それから太宰があーだこーだと言ってたが全て聞き流した

連絡したところ、やはりこちらに来るまで1週間はかかるらしい。

そういう訳で彼が来るまで星空は探偵社で働くことになった

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