久しぶりに帰ったヨコハマは変わってなかった3【文スト】

73話 ページ19

やはりか…会社ごと買うとすれば…
____この社屋にも野上叶恵以外の社員にも興味は無い。あるのはひとつ

異能開業許可証をよこせ
『異能開業許可証だろうな』





____異能力者が合法的に活動するにはそれが必要だ

そろそろ私も其方に行くか…










｢連中を敵に回さず、大手を振って"捜し物"をするにはその許可証が____｣

｢断る｣

｢これでは足りんか…ならこれもつけよう。限定生産で特注ダイヤが____｣

『It seems to be unchanged,Fitzgerald(相変わらずのようですね、フィッツジェラルド)』

｢Long time no see Miss.Nogami(久しいな野上)｣

『……ナオミ、ここからは私が変わろう』

｢っ、でも！｣

『大丈夫。私は奴ら側には着かないさ』

｢…わかりましたわ｣

渋々だがナオミは社長室から出ていった

『Money can't buy a permit, just like money can't buy a life.please go home』

｢There's nothing that money can't buy…｣

『最後にひとつ…』

私はやつの耳元である事を話した

｢っ!?何故それを！｣

『秘密です』

｢今度聞かせてもらおうか…まぁいい、いくら君が強がっても"社員が皆消えてしまえば"会社は成り立たん｣

そういい奴は帰って行った

『ﾁｯ 面倒なことになった』

そういえば奴になぜ懸賞金額を上乗せしたのか聞くの忘れたな…まぁ予想はついてるけど




｢野上｣

『なんでしょうか、社長』

｢奴に何を言った｣

『…大したことは言ってませんよ。ただ金が全てじゃないということを伝えただけです』

そういうと社長は何を感じたのか深くは聞いてこなかった




あの時私は____





『最後に…ひとつ












Even with my strength, your daughter won't come back.』


私の力でも娘さんは帰ってきませんよ




ただそう言っただけ
＿＿＿＿＿＿＿
Google先生大活躍…英語苦手…日常でこんなかたいの使わないよね…しょうがない。

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