61話 ページ39
探偵社に帰って来てから数時間が経過した
忙しい時にあの包帯自さつ馬鹿はどこに行った?
その時だった
「敦くんが拐われました」
谷崎がそう言った
このタイミングなら確実にポートマフィアの仕業だ
おそらく敦捕獲の担当は芥川に違いない…
厄介なことになった
「小僧が?よりによって今か」
そう。今我々は急遽入った省庁幕僚護衛依頼で大忙しだ
その中での敦誘拐の知らせ…
「小僧の行先は掴めているのか?」
「は、はい。目撃情報によると、白昼の路上で何者かに襲われてトラックに押し込めら、その後の行方はようとして…」
「まずいな…」
『
「なんとか助けないと、このままでは…」
敦は探偵社の仲間だ…マフィアの狙いは懸賞金だったはず…ならばどこに運ぶ?
考えろ!考えろ!手遅れになる前に
その時だった
「助ける?なんで?」
そう発言したのは探偵社の名探偵だった
しかも彼は呑気にソフトクリームを食べていた
「彼が拐われたのは、人虎とか懸賞金とか、つまり個人的な問題でしょ?」
この人は何を言っている?これじゃあまるで
「ウチは彼の養護施設じゃないし、彼も守ってもらうために入ったわけじゃない」
「…でも敦君は探偵社の一員で」
「いや、乱歩さんの云う通りだ」
『…』
「俺たちが動くのは筋が違う」
この人までそれを言うか…
『貴様ら本気でそんなこと言ってるのか』
「っ!だがな野上」
『黙れ。貴様らは探偵社の一員である中島敦を災害姉弟猛獣だとか別の依頼だとか優先で助けるつもりは無いと…』
「そうだけど?」
『…けるな』
「え?」
『巫山戯んな!たかがそれだけの理由で仲間を切り捨てるのか!?ここはそんな薄情な者の集まりなのか?それなら私は…
こんなところ辞めてやる』
そういい私は部屋を出た
途中ナオミに連れられた社長と遭遇した
「野上か」
『社長。私は今日限りでこの社を辞めさせて頂きます。理由は…他の社員にでも聞いてください。失礼します』
私はなにか言おうとしていた社長に一方的に話をつけ探偵社を後にした
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ふぁぁんでぇす - とてもにちゃにちゃしながら読んでます。これからも頑張ってくだせぇ‼楽しみに待ってますすす‼ (10月17日 23時) (レス) id: 138a5f5117 (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - エレンNo2さん» ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです(*^^*)これからもよろしくお願いします (2023年1月9日 21時) (レス) id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
エレンNo2 - 僕、文スト大好きなんですけど、めちゃくちゃおもしろいですね! (2023年1月9日 15時) (レス) id: ef9ab59deb (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - ユリさん» ネタ提供ありがとうございました!これからも頑張るのでよろしくお願いします (2022年11月6日 15時) (レス) id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - 鏡花ちゃんbirthdayも面白かったです!!私の案、取り入れてくださってありがとうございます。また楽しみにしてますね*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*改めて、鏡花ちゃん、Happy Birthday!(一日ずれちゃったけど!) (2022年11月5日 22時) (レス) @page44 id: 8486d49576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Megumi | 作成日時:2022年7月2日 18時