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ﾒｲｸ『ｲｪｿﾝ君、素敵ー!!』
早くも酔っぱらってるﾇﾅの声援を受けながら歌い終えた俺は、出演者が一同に揃う、華やかｿﾞｰﾝに連れて来られてしまった。
『素晴らしい歌でしたよ』
『この曲のおかげで、ﾄﾞﾗﾏの視聴率も上がったんじゃないかって言われてますもんね』
でしょ?俺、頑張ったでしょ?・・歌詞間違えたけど
ｲｪｿﾝ『いやいや、やっぱりﾄﾞﾗﾏが素晴らしかったんですよ』
『俺がそんないい声だったら、1日中歌って自分の声に酔ってるよきっと』
俺がそんなｲｹﾒﾝだったら、1日中鏡の前で自分の顔に酔ってるよきっと
ｲｪｿﾝ『いやいや・・・じゃ、他のみなさんにも挨拶してきます』
謙遜と愛想笑いに疲れて、早々に別のﾃｰﾌﾞﾙへ移動
監督や脚本家さんにも挨拶して、“次の作品でも是非OSTを歌ってほしい”なんて言われて、ちょっとご機嫌に酒がすすんでしまった
ﾒｲｸ『結構飲んだ?大丈夫?』
ｲｪｿﾝ『大丈夫。ちょっと夜風にあたってきます』
1人、店の中庭のﾍﾞﾝﾁに座って、鼻歌を歌う
まぶたの裏に浮かぶのは、3年前のAじゃなくて、さっきすぐそこで笑ってたAの顔
まだｶﾒﾗの仕事してるんだなぁ
さっき間違えた歌詞を、なぜかまた間違える
A『まーた間違えた』
ｲｪｿﾝ『・・・うん。間違えた』
Aの声だって、振り向く前に気付いた。なんでここにいるんだ?
A『・・来るなんて、知らなかった』
ｲｪｿﾝ『久しぶり』
A『相変わらず話噛み合わないなぁ(笑)』
ｲｪｿﾝ『ははは(笑)』
3年ぶりとは思えないくらいに、隣にいることに違和感を感じない
ｲｪｿﾝ『仕事、頑張ってるんだな』
A『・・映画撮りたいなんて夢は、叶いそうにないけどね。給料安いし、細々とやってるよ。そっちはすごいじゃない。ｽｰﾊﾟｰｽﾀｰだもん』
ｲｪｿﾝ『お陰さまで』
A『TVでｷｬｰｷｬｰ言われてかっこつけてるｼﾞｮﾝｳﾝ見てるとさー。この人、ﾃﾞｰﾄ中に犬に追いかけられて半泣きで逃げ回ってた人ですよーって、全世界にﾊﾞﾗしたくなる』
ｲｪｿﾝ『・・・もう忘れてよ』
ｼﾞｮﾝｳﾝ。そう呼ばれたことに、なんだか胸の奥がじんじんする
A『・・・忘れられないよ』
ん?それって、どういう意味?
A『あんな走ったﾃﾞｰﾄ、今までないもん(笑)』
・・・あ、そういう意味か
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Juno(プロフ) - 今さら見つけた恥ずかしさでいっぱいですが三作とものほっこりとしたhappyendに胸が温かくなって幸せになりました。落ち込んだときとかまた読み返します。ｲｪｿﾝのお話が特にお気に入りです。ﾊﾟﾝﾌﾟﾙ〜はﾓｸﾞﾀﾝですよね? (2012年7月15日 18時) (携帯から) (
レス) id: d5b91689d4 (このIDを非表示/違反報告)
麻美(プロフ) - どのお話も心が温かくなりました(*^^*)ﾘｮｳｸはやっぱり可愛くて幸せ気分です( ´艸｀) (2012年6月25日 23時) (レス) id: cef3410f14 (このIDを非表示/違反報告)
くれー★(プロフ) - すごくよかったです(*^^*) (2012年6月25日 18時) (レス) id: fe0cb31f9c (このIDを非表示/違反報告)
作者 - *メミ子さん* あら!!前に読んでくださってたなんて、感激です〜♪文章の癖って抜けなくて、ついつい出てしまうんですw心地よいなんて、嬉しいです♪ありがとうございます!!ｷｬｷｬ♪ (2012年6月12日 17時) (レス) id: a992b0a813 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ＞★雲★さん ｺﾒありがとうございます♪ﾘｮｳｸ、実際は恋愛にｸｰﾙだと言われていますが…こうあってほしいという願望を込めてみましたw (2012年6月12日 16時) (レス) id: a992b0a813 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらり | 作成日時：2011年9月30日 18時
