5話 ページ6
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あれから1ヶ月、学校にも復活して、通院も終わりいつもの生活に戻った。
いやー学校行った瞬間、園子に泣きながら抱きしめられて参ったよホント。
今日はバイト復活の日。
目の前にはポアロ。
そう、この1ヶ月で思い出した事。
私、ポアロでバイトしてました。衝撃。
まあまだあむぴは来てないはずだから安心安全。
『おはようございます!長らくのお休みを頂いた上にご心配をおかけして、すみませんでした!』
梓「きゃー!!Aちゃん!!」
『ぐえ!!…あ、梓さん!?』
梓「心配したよー!もういいの?もう大丈夫なの!?」
ポアロの扉を開けると同時に勢いよく下げた頭に梓さんが突進してきた。首もげるわ。
『もうこの通りピンッピンしてまっす!!今日からまたよろしくお願いしまっす!!』
敬礼をしながら店内を見渡していると、奥から人影が現れた。
「…あぁ、もしかして、梓さんが言っていた女子高生ですか?」
『…え?』
梓「あ、安室さん!そうです!この子がAちゃんです!」
え、なんで!!なんでいるの!?
ああああ安室さんんんん!?!?
安室「Aさん、ですか。初めまして安室透です。」
『あ…は、はははは初めまして!(名字)Aです!』
安室「…少し前からバイトとしてこちらでお世話になっています。よろしくお願いしますね」
『は、はい、よ、よろしくお願いします…』
キョドりすぎたーー!!やらかしたー!!
笑顔浮かべてるけど目が笑ってませんぜバーボンさんよお!!
だって急なんだもん!休んでる間にあむぴ来てるとか思ってもないもん!
てか口滑らさなかっただけマシだと思ってえええ!!
『……安室さん、自己紹介は笑顔でしてください…』
安室「…それはすみません。僕は笑っていたつもりだったのですが…」
だから目が笑ってませんって!!
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作者名:ゆあ。 | 作成日時:2019年10月10日 17時