紅一点は光の彼女！ (ページ2)

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１話ページ2

光side

目覚まし時計の音で目が覚める
目を開けると理葉の顔が映る

昨日は遅かったしもう少しだけ寝かせとこうかな

理葉を寝かせたまま下へ行ってパンを焼く
料理はできないけどそれぐらいはできる

光「着替えよっかな...」
雑誌の撮影があるから着替える

貴「ひか？おはよう...」
眠そうに目を擦りながら起きてきたのは俺のお姫様

光「おはよ、今パン焼いてる」
貴「えっ、ひか凄い！ありがとう！」
笑顔で言ってくれる理葉

焼いてるだけなんだけどな...
貴「着替えてくる～」

俺は衣装だから適当な服で行けばいいけど理葉は私服で撮影する
そんなこんなでパンが焼けた

光「これどうすんだろ？バター塗るのか？」
まぁとりあえず塗っとこ

...意外と難しいなこれ
貴「パン焼けた？バター塗ってるの？」
光「うん...難しい」

もう穴だらけでヤバい
貴「あらら、じゃあこっちは私がやるね？」

...何でこんなに綺麗なんだよ...
貴「はいどーぞ！ひかがこっちね！」

理葉が塗った綺麗な方を俺に差し出した
光「えっ？俺がそっちでいいよ？」
貴「ひかが塗ってくれたのがいい！私がこっちだもん！」

俺に取られまいと早速かじる
貴「ん～美味しい！ひかの魔法だね！」

...何この子可愛すぎません？
「「ごちそうさまでした～」」

光「ほら理葉、準備してもう行くよ」
貴「私はいつでも行けるよ？準備がいるのはひかだよ」

そう言ってハサミを出すと
貴「タグ、付いたまま～」

光「/////ありがと」
貴「うん！早くいこ！」

出発です