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[三章]-4 ページ25

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門に辿り着いて屋敷の敷地内に入ると、庭で姉さんと狐さんが対峙していた。互いに真剣な表情で、辺りは所々火が飛び散った跡がある。けれど私が声を上げたことで、二人とも視線をこちらへ向けた。

狐さんは相変わらずの無表情だったが、姉さんはぎょっとした表情を浮かべた。


「A……!?あなた何で此処にいるの!」

「姉さん、ターゲットって狐さんのことだったの!?」


狐さんはちらりと私の方を向いただけで直ぐに目の前の姉さんへと視線を戻す。

姉さんは私が『狐さん』と呼んだことに顔を顰め、キッと狐さんを睨んだ。


「妖狐……あなた、Aに何をしたの」

「何したて?私は普通に交流して貰っとっただけですが。妹とは知らんかったですけど」


無表情で狐さんはそう告げるが、狐さんの頬や腕は少し血が滲んでいる。姉さんも同じようなものだったけれど。

姉さんは私の持つものとは別の刀を構え、何かを唱える。すると刀は赤く輝き始めた。


「妖怪如きが私の妹に接触するなんて。最近Aがおかしいのもあなたのせいね、……討伐する」


言うやいなや、刀を構えた姉さんは地面を蹴った。私が地面を蹴るのとほぼ同時だった。




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朝霧(プロフ) - 丸メガネさん» 語彙力が無くなる程とは……有難いお言葉、本当に嬉しいです!しっかり完結させるつもりですので、これからも気中に読んで頂ければ幸いです。有難うございます! (2018年8月17日 11時) (レス) id: eaa2cca1e2 (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネ(プロフ) - え、もう好き。語彙力無くなるくらい好きです。お忙しいとは思いますが、どうか更新停止せず完結まで持っていってください。お気に入りに追加してるので通知いつも楽しみにしてます。頑張ってくださいね! (2018年8月16日 23時) (レス) id: 2b4c29f1fe (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - SAKANAさん» コメント有難うございます、お気に召された様でとても嬉しいです!小説内の進展速度は遅いですが、これからも何卒気長に見守って頂ければと思います……!更新頑張ります! (2018年8月13日 16時) (レス) id: eaa2cca1e2 (このIDを非表示/違反報告)
SAKANA(プロフ) - こういう小説すきです…とても好きです、ありがとうございます…更新頑張ってください陰ながら応援しています… (2018年8月12日 23時) (レス) id: a3a9931e24 (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - 咲良さん» 有難うございます、初めてコメントを頂けたので本当に励みになります。これからも何卒宜しくお願いしますね! (2018年8月3日 0時) (レス) id: eaa2cca1e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朝霧 | 作成日時:2018年7月24日 4時

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