俺ら、何だかんだ言って兄の宏太に助けられてます。

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涼介side

クラスの奴に


｢お前んちの兄ちゃん、ヤクザだろ？｣


『ちがうけど....』


｢認めろよーヤクザの弟！｣


確かに雄也はヤクザっぽい


だからって


帰り道


｢りょーくん？雄也にぃってヤクザなのかな？｣


『っちがうよ』


｢じゃあ何で、僕らは嫌がらせされてるの？｣


『それは....』


家で、雄也に素直に言ってみた


雄也は泣いていた





このあと、あんな大事になるなんて知らずに

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