あいつに彼氏が出来た？全 員 集 合 。【呪術廻戦／逆ハー】

お前ら、全員集合。24 ページ24

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「Aさん、少し良いですか」

『七海さん、』





高専内で七海さんに声を掛けられ、何だろうと思いつつも振り返った。眼鏡の奥のいつもの優しい瞳と視線がかち合う。





「高専で噂になってますよね」

『‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥、何がですか？』

「Aさんに彼氏が出来たんだとか」

『ついに七海さんまで‥‥？？』






本当に今更なんですけどその情報誰得なんですか？？






「おめでとうございます」

『あ、ありがとう‥‥ございます‥‥？』

「良ければ今度、Aさんの彼氏さんに会わせて下さい」

『ま、マジですか‥‥？？』

「えぇ。‥‥‥Aさんの愛らしいところについて詳しく語り合いたいと思うので」

『マジですか(二回目)」







その時間恐らくどちらにしても無駄だと思いますよ。

あのほんと切実に。







『どうして‥‥ですか』

「貴女に相応しい人間なのか確かめなくてはいけないでしょう？」

『それは私の愛らしいところが何個言えるかによって決まるんでしょうか』

「いいえ。知力・体力・性格・Aさんを幸せに出来る男かどうかです」

『これって大喜利？』







七海さんの場合これを本当に至極真面目に言ってるからなぁ‥‥どう接したらいいのかわかんないんだよなぁ‥‥。

真面目な人の考えることってイマイチ分からん。てか最初の方の知力・体力ってなに？？Aさんポ◯モン？？

ひたすら混乱していると、不意に七海さんは大きく息を吐いて「‥‥Aさんは何も分かっていません」と突如そう言った。！？







『な、何をですか』

「‥‥ご自分の女性としての魅力に」

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