あいつに彼氏が出来た？全 員 集 合 。【呪術廻戦／逆ハー】

お前ら、全員集合。32 ページ32

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『普通に考えてなんですけど、２ヶ月付き合って手も繋いでないって流石にヤバくないですか硝子さん』

「奥手なのそいつ」

『奥手‥‥なんですかね‥‥‥』






お昼休み、珍しく硝子さんにお昼を誘われて保健室で一緒にご飯を食べる。『田中さん優しい人ではあるんですけど‥‥』と私は彼の顔を思い浮かべながら言った。





『良い距離感を保ってくれる人と言いますか』

「大人になったらそういう奴の方が疲れないよ」

『はぁ‥‥硝子さんてどんな人がタイプなんですか？』

「私と酒を飲んで潰れない奴」

『うわ‥‥多分一生現れないんじゃないでしょうかね‥‥』







硝子さんめちゃめちゃ酒豪だって聞いたぞ。







「てか、その田中って奴成人してんでしょ？Aが未成年だから遠慮してんじゃない」

『そうなんですかね‥‥』

「私がAと付き合ってたらすぐ手出しちゃうけどね」

『硝子‥‥さん？？』







今サラッと凄いこと言いませんでした？？

『イケメンかよ』と思わず私が突っ込むと、「ありがとう」とカッコいい笑顔と共に言葉が返ってきた。ファンサ最高。







「てか色々と噂聞くけどさ。五条たち頑張ってんだって？Aを田中から奪還しようの会？だっけ？あれ、田中撲滅し隊？」

『もう五条先生たち色々とわかんねぇです』

「そのやつれっぷりは口説かれてんだな‥‥お疲れさま」

『最近はまだちょっと落ち着いてる方ですよ』

「ほんと何やってんだか五条たち」







私が言いたい。お願いどうにかして硝子さん！






「え、やだ」

『えっ』

「だって面白いじゃんこんなの。口説き合戦かよって」

『言われてる側は苦労しかしてないですけどね‥‥』

「ていうか私、どちらかと言うと五条側だし」

『えっっ』

「田中ぶっ潰そーーー」

『何で？？』






硝子さんいわく、「だって私の可愛いAと付き合うとかその男良い度胸してんじゃん」‥‥らしい。マジですか硝子さん。イケメンすぎて好き。

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