あいつに彼氏が出来た？全 員 集 合 。【呪術廻戦／逆ハー】

お前ら、全員集合。12 ページ12

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NOside




「ななみーん」


「‥‥何ですか五条さん」


「悪いお知らせがありまーす」








ここで回り始める七海健人の思考＿＿＿☆


あのちゃんちゃらぽんの五条さんから悪いお知らせだと？？駄目だ、嫌な予感しかしない。

「気付いたら上層部ぶっコロナしちゃってたんだよね☆」なんて笑顔で言われようものなら私はこの男と縁を切ろう。と七海はわずか0.1秒の間にそう自己完結した。









「Aに彼氏が出来た」


「ブフォッッ！！」


「七海からあるまじき声が聞こえたんだけど」









思わず五条に向かって飲んでいた紅茶を吹き出してしまった七海。五条は紅茶を無限で防ぎながらケラケラと笑った。

七海は無言で吹いてしまった紅茶を自身のハンカチで拭き取りながら、一言。







「すみません少々取り乱しました」


「少々のレベルで済ませるんだ」








‥‥‥‥Aさんに、彼氏が‥‥‥。


いつも私を見つけると駆け寄って来てくれて、『七海さん！』と可愛らしい声で名を呼んでくれる彼女。


まぁ当たり前だ、だって高校生だぞあの子は。

ていうか今まで彼氏が居なかったことすら奇跡で。








「‥‥‥Aさんに、伝えて置いて下さい。おめでとうございます。幸せになって下さいと」


「あのね、嫁に行くんじゃないからAは」









今はもう一人になりたい。と七海は切実に思った。


帰ったら久々に酒でも煽ろうか。こんな絶望した夜はワインでも良いかもしれない。

洒落たカクテルでも飲もう。


あぁそういえば前にオススメされたギムレットでも‥‥おい、確かカクテル言葉は「遠い人を思う」だったような。


‥‥‥‥‥、‥‥‥‥ビールで。








「ねぇ、おーいちょっと。
世界が滅亡したみたいな顔やめようよ」


「‥‥‥‥‥五条さんは平気なんですか、Aさんに彼氏が出来て」


「え、逆に平気そうに見える？
僕、七海と違って意気揚々と本人から彼氏紹介されてんだよ？これのどこが平気って？？」


「御 心 中 察 し ま す」









多分最初で最後、七海はこの目の前で崩れ落ちる五条という男に心底同情した。




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お久しぶりです皆様ッッ(歓喜)
ほしふる。です。テスト終わりましたー！！

お気に入り登録も解除せず待っていて下さってありがとうございます、これからバンバン更新してきますね‥‥‥。

‥‥テストの結果は聞かないで下さい(((

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