06. 良かった良かった。 ページ6
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「‥‥あ、Aちゃんじゃん。やっほー。Aちゃんも焼きそば食うの？」
「虎杖先輩！はい、えっと、何かお手伝い出来たらと‥‥」
三年たちに連れられて、共有スペースとやらに行くと思ったより広々とした部屋で、大きなキッチンに大きな机、ソファーにテレビなど沢山の家具があり充実しているようだった。
寮生活に密かに憧れを抱いていたAは、ほわー‥‥と夢にまで見た共有スペースに目をキラキラさせて感動する。そんな彼女の様子に、隣の狗巻が可愛いなぁとにこにこした。
どうやら今日は、二年三年合同で、焼きそばパーティーをするらしい。二年と三年の先輩って仲良いんだな、とAは思った。
二年組は、どうやらもう食材の調理に取り掛かっていたようだった。伏黒と虎杖が、キッチンに並んで包丁で食材を切っている。
「‥‥あ、真希さん！今男共に野菜切らせてるんで」
「おぅ。恵、悠仁わりーな」
なんと、机には釘崎によって大きなホットプレートが置かれており、これで焼きそばするのかとAは驚く。
そして彼女はソロソロとキッチンに入り、ピーマンを手際よく切っている伏黒に「あの、先輩」と声を掛けた。
「お手伝い出来ること、ありますか‥‥」
「‥‥ふ、良いよ別に。お前はそこら辺に座ってたらいい」
「え、でも、そんな‥‥」
「今日のはお前の歓迎会も含めてるからな。大丈夫だ、ただ座ってたって誰も怒らねぇから」
そういうものなのか、とAは不安になりながらも「‥‥すみません‥‥」と小さく頭を下げた。
伏黒が「気にするな」とやんわり微笑むと、キッチンの奥で野菜を切っていた筈の虎杖と、やって来たらしい乙骨がこちらを見てヒソヒソ話す声が耳につく。
「伏黒、ちゃんと先輩出来てんね。なんか会話聞いてると良いヤツじゃん、見直したよ伏黒」
「ぎこちなく話すわけでもなく、後輩へのさりげないフォロー。いいね伏黒くん、めちゃめちゃ高得点だ」
「虎杖、乙骨先輩、聞こえてます」
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凛音 - 涙が出てきそうになりましたが頑張ってこらえました、なぜなら目に涙がにじんで文字が見えなくなるからです。頑張ってこらえました、でも結局泣いてしまいました。本当に感動しました！ (8月28日 10時) (
レス) @page46 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
どこぞのオタク - 良かったです...泣きました......うぅ、是非とも夢主ちゃんには皆から「人殺しの妹」ではなく「夢主ちゃん」としてみて貰って幸せになってほしい...最高でした！！ (2023年3月13日 15時) (レス) @page46 id: 625a6655ea (このIDを非表示/違反報告)
ほしふる。(プロフ) - ニコ25さん» 最高だなんて言って頂いてッ‥‥本当にご愛読ありがとうございました♡高専で皆で青春してる感じが書きたくて、楽しんで頂けたようで嬉しいです！！！ (2022年6月4日 7時) (レス) id: c44e5c04c6 (このIDを非表示/違反報告)
ほしふる。(プロフ) - メロさん» 本当にご愛読ありがとうございました！！毎度メロさんのコメントに支えられていると言っても過言ではないです！！！二週目なんて嬉しいです‥‥！これからも宜しくお願いしますッ！ (2022年6月4日 7時) (レス) id: c44e5c04c6 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ25 - マジで最高でした！！！！！高専の皆のわちゃわちゃ感最高すぎる......（≧∇≦）ありがとうございました！！！ (2022年5月31日 23時) (レス) @page45 id: 270b34836a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしふる。
| 作成日時：2022年4月2日 19時
