検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:3,284 hit

4話。 ページ5

「遅刻しましたすみませええええん!!」



勢いよくドアを開ける。


...でも、中には誰もいなかった。

おかしいな、時間間違えたかな。



恐る恐る中へ進むと。


そこには、一人の生徒がいた。



窓の外を見ているから、後ろ姿しか分からないけれど...


背が高く、どこか違う雰囲気を感じる。


恐らく先輩だろう。



「あの、すみません。図書委員会って...」


恐る恐る声を掛けると、その人は振り向く。






___その瞬間、私は目を見開いた。



あまりに美しかったから。



まるでこの世のものとは思えないような美しさだったから。



深い青色の髪。


透き通るような瞳に浮かぶ三日月。


白い肌。



胸元の名札には「三日月」と書いてある。

三日月先輩、というのだろう。


「っ...」


あまりまじまじと見ると失礼になると思ったのに、私はその人から目を離すことができない。


三「委員会は...今日では無かったかな」


「あ、えっと...今日って聞いてますけど、違ったみたいです...」



三「...そうか」



先輩はそう言うと、また視線を窓へと戻した。




私は、しばらく後ろ姿を眺める。



...これじゃあまるで変態だ。


でも、仕方ない。






私はきっと、先輩に恋をした。

5話。→←3話。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 学パロ , 三日月宗近   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

湖雪@テンション急上昇中☆(プロフ) - 三日月さんが学校にいたら死ぬるわ!イケメンすぎるわ!…あっ、更新頑張ってください← (2017年3月25日 23時) (レス) id: 228232d042 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:【*※青息吐息※*】 | 作成日時:2017年3月17日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。