あんたが主人公なら、私は悪役になってやる【ハイキュー】

21悪役 ページ26

廊下に出て、教室に向かうとタイミングがいいのかわからないがちょうど会ってしまった







「お前、さっきどこにいたんだ？」

「……すいません
ちょっと空き教室にいました」

「空き教室？
なんかすることでもあったのか？
まぁいいが……」

「すいませんでした」

「お前は成績もよくて、特進にいけそうで先生たちからの期待もあるからな
今回は見逃してやる
これからはサボるなよ」

「……はい」





なぜか、怒られないですんだ


サボって怒られないなんて、ここの先生は軽すぎると思う


まぁ、あの先生は特に軽くて有名な先生だが





教室にもどり、自分の席につく


周りから、チラチラと見られる



サボったことは、クラスのひとたちほとんどが知ってるらしい



まぁ、知られていても普通のことだが






「A、さっきの時間どこ行ってたのー？」

「ちょっと呼びだし」

「えー？
なに、告白でもされた？」


「まさか
ちょっとしたお話程度」

「だれと？」

「さぁ？」

「ケチー」

「想像に任せるよ」




月島のこと、多分知ってるだろうし……



言ったら言ったで面倒になりそうだから


言わなくても大丈夫か……

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