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第7話 ページ10

私たちは門の向こうを見た。
茶色の大きな目に、おんなじ色の長い髪を横の高い位置で結んでいる1人の女の人が走ってくるのが見えた。
?「その子たちは私のために来てくれたの。」
門番にそう言うと、私たちに向かって、
?「お母さんから手紙を預からなかった?」
と聞いてきた。
私たちはどう返すべきか、しばらく考えたが、結局その人に手紙を渡した。
すると、ありがとう。と言われ、その手紙を門番に見せた。
門番がうなづくと同時に、その人は私たちの手を引いて門の向こうへ進んで行った。
私はなんでこうなったのか分からなかったが、黙ってその人について行った。
やがて、ある部屋のドアを開けて中に通された。
中に入るとその人は内側から鍵を掛けて、こっちを見た。

?「ついてきてくれてありがとう。私は綾香。
あなたたちのお母さんの・・・友達だよ。」

と、衝撃の事実を明かされた。

レイラ「お母さん、の、友、達?」
綾香「うん。そして、私も破魔のマテリアルなの。」

お母さんの友達 マテリアル

この単語を聞いて、私はやっとこの人が誰なのか分かった。
手紙に書いてあった、お母さんの守ってほしい人だ。

綾香「私は、魔王と結婚したっということになってて・・・
まぁ、一応?魔界の王妃?というとてつもなくめんどくさいことになっちゃってて・・・
そしてそれを気に食わない人たちが呆れるほどたくさんいて、何故か命狙われてて・・・
いい加減、護衛でもつけろ!て何故か私が怒られちゃってどうしようかなーて
考えてたら嶺深から急に雇って!って頼まれて・・事情聞いてそういうことならってことにな
っちゃって、今、この状況です。」
全て理解するのにたっぷり10秒くらいかかったが聞いて安心した。

いや、ちょっとまてよ。
私たちを雇ってくれたのが魔王の奥さん。
ということはつまり、この人はー

レイラ・レン「「ま、魔界の王妃様ーーーーーーーーー!?」」
つい、叫んでしまった。
綾香「う、うん。これからよろしくね。」
うろたえながら手を差し出す女の人、いや、綾香に頭を下げて、
レイラ「よっよろしくお願いします!綾香様!」
レン「よろしくお願いします!」
2人同時に挨拶した。
綾香「さ、様?て言うか頭上げてーーーーー!」
この日から、私たちは綾香の護衛になった。

すいませんでした・・・。→←第6話



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虹村ナギサ(プロフ) - 更新がんばれ!!面白いよ(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月13日 22時) (レス) id: 1500126451 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルナ | 作成日時:2014年10月16日 23時

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