魔天使マテリアル～交わされた約束～ (ページ5)

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第2話ページ5

サーヤ目線
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サーヤたちは放課後、圭吾に悪魔が出たという情報を聞いて、アクセルの二人以外の現役マテリアル全員で中央公園へパトロールに来ていた。

徹平「地よ、留めし記憶を我に・・・」
と、いつものように情報収集をしていたのだが・・・
徹平「ダメだーー!腹減って何も見えねぇ。」

ガクリ

志穂「徹平さん・・・あなたって人は!」
と、怒りのオーラを放ちまくりの志穂が雷を落とした。
志穂「どうしてこういつもいつもお腹が空いているのですか!さっき食べたばかりでしょう!」
徹平「あれっぽっちじゃたりねぇよ・・・」
志穂「あれっぽっちって・・・・。
私の分までつまみ食いしていたのは誰ですか!まったく、稲木家の人たちは!
だいたいですね・・・」

と、いつものように志穂のお説教が始まった。
レイヤ「あいつら、本当に付き合っているのか？」
サーヤ「レイヤくん、そんなこと言っちゃダメだよ!」
サーヤが口の悪い弟を叱っていると・・・

徹平「うわーん。さあやっち助けて～。」

と、徹平が助けを求めてきた。
サーヤ「あは・・・・。」
反応に戸惑って、苦笑いしていると・・・

「痛いっ!」

突然、首筋に激しい痛みが走った。
間違いなく上級悪魔だ。
レイヤ「サーヤ!」
痛みで崩れ落ちそうになったサーヤをレイヤが支えた。
レイヤ「誰だ!」
周りを見渡しながら、レイヤが叫んだ。そのときー

？「そんなに睨まないで下さいよ、王子。」

突然、悪魔が姿を表した。
？「申し遅れました。私、ルード・アディアス・ロースト。魔界の公爵でございます。
以後、お見知りおきを。
・・・と言っても、もうじきあなた方は殺されるので意味はないと思いますが。」
ローストが話していると、
徹平「ゴチャゴチャうるせえ!地よ、怒れる波となれ!」
突然、が攻撃を仕掛けたーが、
ロースト「そんな攻撃、効きませんよ。」
と、さらりと除けてしまった。
ロースト「水よ飛べ、銃弾のごとく。」
ローストの放った銃弾が、サーヤに向かって一直線に飛んでくる。
レイヤ「サーヤ!」
突然のことで、レイヤも動けなかった。
ぎゅっと目をつぶり、サーヤは痛みを覚悟した。
しかし、痛みは一向に降ってこずーかわりに、目の前をものすごい風が吹いた。
そしてー

？「夕闇よ、身を守る盾となれ!」
サーヤの前に突然盾が現れた。