検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:146 hit

3/16 折りたたみ傘の日 ページ5

ポツポツと、地面の土の色が変わっていく。

「困ったな……。雨宿り出来る場所はこの辺りには無いのに。なぁ、ユリコ。ユリコも濡れたくないだろう?」

このままでは錆びてしまうから、と屋根のある場所を探すも中々見つからない。やっぱりレインコートを持ってきておくのだった……とため息をつく。

そういえば、と三木ヱ門は昨夜のことを思い出した。


『見てくれユリコ。小さな傘だと思うだろう? これをこうして……ほら、ちゃんと傘になった! 使わない時は小さく出来るから、任務の時にも持って行ける。これで更に雨からユリコを守ることが出来るぞ〜!』

明日は雨らしいからな、とユリコのレインコートを取り出す。

『うーん、少しレインコートが汚れてきたか? せっかくだから、明日は折りたたみ傘を持っていくことにしよう!』

そう言って昨日に折りたたみ傘を用意しておいたはずだ。懐を探すと、案外簡単に見つかった。


「よし、これでもう大丈夫だぞ。そうだユリコ、知っているか? 2人で1つの傘に入ることを相合傘と言うそうだ。濡れないように距離が近くなるから良い……と、どこかで言っていた。確かに良いものだな、ユリコ!」

3/17 いなりの日→←3/15 眉の日



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:rkrn , 忍たま乱太郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2024年3月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。