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分岐点 6 ページ7

「よし、こいつ逮捕で行こう」

突然、伊吹さんが「逮捕」と言うワードを出したので毛利さんと向島さんは驚いている。私も例外ではない。だが、私以外の第4機捜の方は特に驚いた様子がない。もしかして…常習犯?と思ってしまった。階級が上だとはいえこれは失礼だ。っていうか未成年者なんだし…

「えっと、伊吹さん?相手は未成年です。もっと慎重に行きましょ?」

志摩「伊吹、何言ってんだよ。この証拠だけだったら成川は逮捕できない。」

九重「声紋分析の結果は?」

九重さん、話のそらし方うまい!

志摩「声紋分析の結果全部同じ声だった。」

ですよね。おそらく、陸上部のマネージャーの真木カオリ。

伊吹「よし、バシリカ高校の女子生徒全員集めて1人ずつ声を録音して照合していけば声の犯人が分かる!」

現実的に無理。不可能。

「現実的に考えましょう?そんなの命が10個くらいないとやれませんよ。あと、もし仮に見つけたとしても本当に追いかけられていたって言い張られたら埒があきません。」

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作者名:まひ x他2人 | 作成日時:2020年7月25日 14時

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