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『あの…』
「ん?どうしたんA、」
リビングのソファでぐだーっとしていると、Aが遠慮がちに近づいてきた。その顔は何か言いたげで、こっちおいで、と隣に座らせた。
「なんか言いたいこととか聞きたいことあるならええで?言ってみ?」
『いや…その、』
「ん?」
『あのっ、札幌ドーム、!』
「え?」
『ドーム、っ行きたいです…!』
「…は、」
ドームに行きたいと言うことは、試合観戦をしたいということなのか?えっと、それは、俺を見たいって?
『その…遥輝さん、みたいな…って、』
「!」
『だ、ダメならい…ぎゃ、っ』
「あかん……めっちゃ嬉しい、」
『っは、はるきさん……っ』
「明日でも明後日でも是非きて、」
嬉しすぎて泣きそうだ。俺の声、裏返ってなかったかな。ぎゅうっと抱きしめる力を強めると、苦しいです、とAは笑っていた。
『明日、行ってもいいですか?』
「おん、パス取っとく、関係者席でもええ?」
『ありがとうございます、』
「こちらこそありがとう、」
Aから離れると、Aは嬉しそうに笑ってて。俺もそれにつられて笑うと、Aはもっと笑った。
ああ、Aが俺のことを思い出さなくたって、こうして目の前で笑ってくれる。またゼロから始めることもできるんだ。
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いちか(プロフ) - 菜々さん» ありがとうございます★楽しんで頂けて嬉しいです◯Twitterも是非よろしくお願いします★休みながら頑張りますね! (2019年8月25日 0時) (レス) id: 659890526f (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - 花音さん» ありがとうございます★とってもとっても嬉しいお言葉ありがとうございます!!もう少しだけこの作品も続きますので引き続きよろしくお願いします★ (2019年8月25日 0時) (レス) id: 659890526f (このIDを非表示/違反報告)
菜々 - 毎回楽しく読んでました。とっても素敵なお話しでした。次のお話しを読む事ができるのを楽しみにしてます。Twitterもフォローさせて頂きます。ちょっとはゆっくり休んでくださいね (2019年8月24日 20時) (レス) id: f90c817e3e (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - いちかさん、本編終了おめでとうございます(^^)最後まで素敵なお話でした。本当にいちかさんのお話大好きです!番外編やまた次のお話、とっても楽しみにしています。また素敵なお話を読めるなんて嬉しいです☆これからも頑張ってください。応援しています。 (2019年8月24日 8時) (レス) id: a0401679ea (このIDを非表示/違反報告)
いちか(プロフ) - はるちゅんさん» ありがとうございます◯更新頑張ります!またよろしくお願いします★ (2019年7月30日 20時) (レス) id: d72f7e0d49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちか | 作成日時:2019年7月15日 13時