【ヒロアカ】チートマグマ少女は今日も皆に愛される。Ⅱ (ページ9)

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どうしよう。ページ9

爆「ンなもんいるかよバカかてめェは！」

そう言い私の頭をはたき切島から私を
剥がそうとする。

『やだ！！今えいじろーから離れたら死ぬ！』

私は泣きながら勝己に訴える。

爆「っ//じゃあこれでいいだろが！！！」

そう言い思いっきり私の腕を引っ張り
自分の胸の中に私を収める。

『…ん』

勝己の匂いも好き。少し甘い匂い。

切「あっ爆豪何すんだよ！」

上「ずっりーーんだよ代われ！」

爆「ハッ誰が代わるか死ね！」

ハグっていいよね、安心する…

勝己の胸で落ち着いた私は
3人の会話などどうでもよく
ただただ癒されていた。

こいつに癒されるってなんか癪だ。

相澤先生、13号、オールマイト、出久は
重症、他のクラスメイトは皆無事だった。

これが本当に無事とは言えないけれど
誰も命を落とさなかったこと。

本当に良かった。

次の日は臨時休校になった…

…待って。今日の夜から明日丸一日
私1人？？？？そんなの嫌だ！！！！！

あんなはっきり幽霊見といてそれは無理だ。

どどどどどどうしよう…

そう思いながら重い足取りで
家まで歩いていた私。

ドアの前に立ち、深呼吸する。
開けたら「バア」とか幽霊が
出てこないよね…！？

鍵を差し込みゆっくりドアノブを回す。

私は意を決しドアを開ける。

えっ…電気ついてる。何で！？
私は恐怖で足が震える。

…ん？？？

玄関には見慣れた大きな靴…
もしかして！！！

リビングまで駆ければそこにいたのは

フ「おぉA！おかえり！元気しとったか？」

結果にコミットした太ちゃんだった。

『太ちゃあぁぁん！！！！！』

私はふかふかではない引き締まった
太ちゃんのお腹に抱きつく。

フ「そない俺に会いたかったんかー可愛えーやつやなお前は！」

『ほんっっとに来てくれて嬉しいよありがとう…！！』

安心からまた涙が流れる。

フ「学校から連絡が来てな、怖かったやろーおもて駆けつけたんや。Aはそんなタマやない思ってたけど…怖かったんやな…」

よしよしと私の頭を撫でる。

ごめん太ちゃん私敵(ヴィラン)よりも
幽霊の方が恐怖の対象なんですきっと。

フ「今日明日は休み取ってきたで！せやから明日は2人でゆっくりしよーや」

良かった…今日明日は1人じゃない…
太ちゃんありがとう…！

私は私が好きな太ちゃんの匂いに
包まれそのまま眠った。