【ヒロアカ】チートマグマ少女は今日も皆に愛される。Ⅱ (ページ4)

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倒壊ゾーン001 ページ4

モヤに包まれて数秒。

薄く目を開ければ目の前には
床が広がっている。

『(受け身が取れない！落ちるっ)』

そう思い目を瞑る。

ドタタッ

『いっ…たくない…？あれ？』

切「大丈夫か？」

私はえいじろーの腕の中にいた。
だ、抱きしめられとる…！？

どうやら落ちる瞬間
えいじろーが抱きとめてくれたみたい。

『だ、大丈夫…ごめんえいじろー痛くない！？』

私はえいじろーに体重をかけないよう
手と膝を床につき問いかける。

切「大丈夫だ！俺の個性は硬化だぜ？」

そう言いニカッと笑う。あぁ好き。

切「…で、そろそろどいてくれねーか？///」

…あれ、私は今えいじろーに床ドン状態だ。

『ぅぁ、// ご、ごめ、ぐえっ』

その瞬間首根っこを掴まれ軽く放られる。

爆「気色悪ぃモン俺に見せてんじゃねぇ!!!」

勝己は不機嫌丸出し。

『不可抗力！…ここは倒壊ゾーンか』

そう言えば沢山の敵(ヴィラン)が
現れる。

敵(ヴィラン)「きたきたケケケ。誰から殺るか」

ジリジリ近づいてくる敵(ヴィラン)。

爆「…おいA、テメェ後ろにいろ」

その言葉にえいじろーも頷く。

『…大丈夫だよ、戦闘訓練見てたでしょ？私も動ける。』

切「…怪我だけはすんなよ!!」

2人は私の気持ちを汲み取ってくれた。
3人で敵(ヴィラン)に飛びかかる。

『ハァ、ハァ…』

私はスタミナが課題だな…これは。

2人も肩で息をしている。

爆「これで全部か、弱ぇな」

『息上がってるくせに…』

爆「てめェもだろうが！！！ヘボが！」

『ハァ!?ヘボって言うなよヘボ！』

言い合う私達にえいじろーが
ブレねぇなお前ら、と仲介に入る。

切「っし！早く皆を助けに行こうぜ！俺らがここにいることからして皆USJ内にいるだろうし！攻撃手段少ねぇ奴らが心配だ！」

切「俺らが先走った所為で13号先生が後手に回った。先生があのモヤ吸っちまえばこんなことになっていなかったんだ。男として責任取らなきゃ…」

私は男じゃないけど、そう思いながら
私はえいじろーの言葉に頷く。
えいじろー熱いな…！

爆「行きてぇなら1人で行け。俺はあのワープゲートぶっ殺す！」

ん？1人？

切「はぁ!?」

『ガキめ』

爆「うっせ!敵の出入り口だぞ、いざって時逃げ出せねぇよう元を締めとくんだよ!モヤの対策もねぇわけじゃねぇ…！」