【ヒロアカ】チートマグマ少女は今日も皆に愛される。Ⅱ (ページ30)

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ハッパページ30

プ「群がれマスメディア!!今年もお前らが大好きな高校生達の青春暴れ馬…雄英体育祭が始まディエビバディアァユウレディ!?!?」

________________1-A控え室

飯「皆準備は出来てるか!?もうじき入場だ!!」

芦「コスチューム着たかったなー」

尾「公平を期す為着用不可なんだよ」

皆がそれぞれ話してる中
私は壁に寄りかかって精神統一を図る。

勝てばその分糧になるこの体育祭。
絶対負けない…！太ちゃんに成長した姿も見せたいしね…

切「A今日すげー静かだなどうした？」

『精神統一を図っているのさ…君も一緒にどうだいエンジェル君。』

切「お前そんなキャラだっけか？;」

『嘘、疲れたから精神統一終わり！』

そう言いえいじろーに抱きついていれば
轟が出久を呼んだ。なんだなんだ…?

轟「お前オールマイトに目ェかけられてるよな、別にそこ詮索するつもりはねえが…お前には勝つぞ」

いつものマイエンジェル天然轟じゃない…!?
敵意剥き出しの彼を見て私は驚く。

上「おお!?クラス最強が宣戦布告!?」

『ウェイうるさい黙れ』

耳「ブフォッッ」

上「てってめーら!!」

切「お、おい急にケンカ腰でどうした!?直前にやめろって…」

轟「仲良しごっこじゃねえんだ何だっていいだろ」

轟は轟で何か考えているのか…
私は黙ってその様子を見ていた。

緑「轟くんが何を思って僕に勝つっていってんのか…はわかんないけど…そりゃ君の方が上だよ…実力なんて大半の人に敵わないと思う…客観的に見ても…」

切「緑谷もそーゆーネガティブな事言わねえ方が…」

緑「でも…!!皆…他の科の人も本気でトップを狙ってるんだ。僕だって遅れを取るわけにはいかない。僕も本気で獲りに行く!」

轟「…おお」

えっ…マイエンジェル達がかっこいいよ…？

私たちはゾロゾロと入場の準備を始める。
誰かにぶつかり謝れば舌打ちをする勝己が。

爆「ぶつかってんじゃねえぞコラ」

『また何でそんなに眉間にシワ寄せて…あーさっきのマイエンジェル達のやりとりみて熱くなってるの?』

爆「その呼び方キメェんだよ…!!」

『何考えてるか知らんけど…勝つよ』

ニヤリと口角を上げる勝己。

爆「たりめーだ。てめェにも負けねえ。俺は一位になる。」

『一位になるのは私。絶対負けん。』

爆「上等だ!!!」

目的は勝己にハッパをかけることだったけど
私も一位宣言しちゃったし…よっしゃこうなりゃ絶対勝つ。