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今日でジミンが来てから1ヶ月。ジミンが来た頃が懐かしいな、なんて。
ニュースでも事件から1ヶ月だって放送してる。
「ねえ、買い物行かない？」
JM「どこに？」
「そこらへんのスーパー」
JM「今の状況分かってて言ってる？」
「うん…分かってるけど、ジミンと出かけたいもん」
そう。1ヶ月も経てば、警察は諦めるどころか捜査範囲を広げてくる。
殺害現場から離れた私の家がある住宅街まで、最近は警察が捜査しに来ている。住民に聞き回ってるらしい。
窓から外を除くと、今日も警察が歩き回っている。
「車でささっと出れば大丈夫でしょ。ね？」
JM「Aがそんなに行きたいならいいよ。でももしかしたらこれが最後の会話になるかもね。何か言い残したことは？」
「…やめてよ、そういう話。」
JM「行くなら早く行こう」
「うん！」
最近のジミンの流行りの格好(全身黒に黒キャップ)で車へ。明らかに不審者に見えるからやめてほしいんだけど。
ジミンが運転席に乗って運転してくれた。
休日だから車の通りが多く、長い道のりのせいで何度も信号に引っかかってしまった。
車ならジミンが乗っていることはバレないと思っていたけど、私達は甘く見ていたらしい。
これで何度目か分からない信号待ちをしている時、ちょうど歩いていた警察が目に入った。
「凄い見てくるんだけど」
JM「見るなよ。怪しまれるだろ」
ほんとに凄い見てくるから、もう怪しまれてると思う。
2人組の警察がこっちに歩いてくる。信号はまだ赤。逃げるのも無理。突然危機感が襲ってきた。
警「ちょっとすいません」
そう言いながら車の窓をコツコツ叩いて、窓を開けるよう指示された。
警「お時間よろしいでしょうか」
JM「何ですか？時間ないんですけど。今急いでて」
喋っちゃダメだよ！という意味でジミンの腕を叩いたけど聞いてくれなかった。
警「信号が変わったらそこの角に車を止めてください」
JM「だから急いでるんですって」
警「すぐ終わりますから」
車の外からよくジミンが見えたな、と褒めてあげたいくらいだけど、そんな余裕はない。
どうするか迷っているうちに信号は青になった。
「どうするの、」
JM「A、逃げよう」
「えっ」
前の車が進んだ瞬間、ジミンは猛スピードで走り始めた。
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もね(プロフ) - もってぃーさん» 本当にありがとうございます(涙) (2019年8月17日 18時) (
レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もってぃー(プロフ) - はい！いつか続編が読めることを楽しみにしています！いくらでも待ちます(*´ω`*) (2019年8月17日 16時) (レス) id: 67120f701c (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - ゆーみさん» あぁーありがとうございます(涙)面白かったと言ってもらえるだけで幸せです…。続編は機会があれば作らせていただきます！新作はもう少しお待ちください(^^)/ (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - もってぃーさん» ありがとうございます(＞＜)お褒めの言葉が頂けて喜んでます(^^)時間があるのと、頭の回転が良ければ続編書いてみます！私本当に馬鹿なので作るのに時間がかかるかもですが… (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - 猫さん» 凄い単純なんですけど、最後の声は死んだサラの声で、ジミンが現れたのは主人公の幻覚であるのかなと考えてます笑 (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もね
| 作成日時：2019年7月25日 10時
