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次に名前を呼ばれたのは朝の10時頃。
目を開くと目の前には、濡れた髪で私を見つめるジミンがいた。
1週間の仕事疲れと昨日の疲れとでこんな時間まで寝てしまってたらしい。ジミンの髪が濡れているってことは、朝風呂でもしたんだろうな。
「…おはよう、ジミン。酔いは覚めた？」
JM「覚めたけど、昨日の記憶が全然なくて。リビングは缶が散らばってるし、俺もAも風呂に入ってないし、何があったのか分からないんだ。俺、昨日何してた？」
「私が仕事から帰ったら一人でビール飲んで酔いつぶれて、ベッドで普通に寝てたよ」
JM「そう？ならいいけど」
"ならいいけど"
敢えて本当のことを話さなかった私は、その言葉が妙に気になる。
JM「俺酔ったら人変わるらしいからさ、Aに迷惑かけてたかなって思った」
あー、そういうこと。たくさん迷惑かけられましたよ。散々でした。
「大丈夫。何も無かった」
昨日のキスは苦しかったけど、少し嬉しかったのもある。
愛してるって言ってくれて、私がそれに答える隙を与えさせないくらいたくさんキスしてくれて嬉しかったから。
「好き。」
JM「急に何？やっと俺の事好きになってくれた？」
「うん」
ジミンが酔った時は本当の姿。
なら、私に向けたその言葉も本当の気持ちでしょ？
JM「Aも風呂入ってきたら？」
「そうしようかな。出たら朝ごはん作るね」
洗面所で服を脱ぎ終わってふと目に入った私の首の赤い跡。曇った鏡でも充分目立つ。
「こんなの付けられてたっけ」
記憶にない赤い跡に微笑する。
私、思った以上にジミンのこと好きかも。
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もね(プロフ) - もってぃーさん» 本当にありがとうございます(涙) (2019年8月17日 18時) (
レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もってぃー(プロフ) - はい！いつか続編が読めることを楽しみにしています！いくらでも待ちます(*´ω`*) (2019年8月17日 16時) (レス) id: 67120f701c (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - ゆーみさん» あぁーありがとうございます(涙)面白かったと言ってもらえるだけで幸せです…。続編は機会があれば作らせていただきます！新作はもう少しお待ちください(^^)/ (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - もってぃーさん» ありがとうございます(＞＜)お褒めの言葉が頂けて喜んでます(^^)時間があるのと、頭の回転が良ければ続編書いてみます！私本当に馬鹿なので作るのに時間がかかるかもですが… (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - 猫さん» 凄い単純なんですけど、最後の声は死んだサラの声で、ジミンが現れたのは主人公の幻覚であるのかなと考えてます笑 (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もね
| 作成日時：2019年7月25日 10時
