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運がよくいい時間に来た電車に乗り、最寄り駅に着いたらまた走った。
途中で転けそうになりながらも、何とかたどり着いた。
「ジミンっ！」
家の鍵は普通に開いていた。けど、開けた瞬間に目の前に広がる光景に戸惑いを隠せなかった。
「何、これ…」
廊下からリビングに繋がるドアは半開きで、そこから見えるリビングは大変なことになっていた。
ガラスや小物が床に散らばり、壁にかけて合った物も床に落ちていた。写真たてに入っていた私の家族写真も、ガラスが割れて落ちている。
何があったのか、状況を掴むには時間がかかる。
「……ジミン？どこ？」
もしかしたら別の部屋にいるかも。
そう思ってリビングを出ようとしたら、ソファの後ろから足が見えた。ジミンだ。
「何があったの、」
JM「…A、俺、もう分かんない。自分のしたことは全部、無意味だった」
「何が、？」
JM「俺は、自由を望んだらいけなかったんだ」
床に蹲っていたジミンは、顔を上げて淡々と喋り続ける。
泣いていたのか、腫れた目からはジミンにとって辛いことがあったって言うことが人目でわかった。
私は今どうするべき？ジミンに寄り添ってあげることしかできない気がした。
「ジミンにも幸せを望む権利はあるでしょ？ただその方法を間違えただけで、まだ権利はあるよ」
JM「ない。俺にはもう、ないんだ。真っ暗で自由のない未来しか残ってない。Aだって心の中ではそう思ってるでしょ？」
「ジミン…」
私はどうしたらジミンを助けられるかな。
どうしたらジミンを自由で幸せな人生にしてあげられるかな。
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もね(プロフ) - もってぃーさん» 本当にありがとうございます(涙) (2019年8月17日 18時) (
レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もってぃー(プロフ) - はい！いつか続編が読めることを楽しみにしています！いくらでも待ちます(*´ω`*) (2019年8月17日 16時) (レス) id: 67120f701c (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - ゆーみさん» あぁーありがとうございます(涙)面白かったと言ってもらえるだけで幸せです…。続編は機会があれば作らせていただきます！新作はもう少しお待ちください(^^)/ (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - もってぃーさん» ありがとうございます(＞＜)お褒めの言葉が頂けて喜んでます(^^)時間があるのと、頭の回転が良ければ続編書いてみます！私本当に馬鹿なので作るのに時間がかかるかもですが… (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - 猫さん» 凄い単純なんですけど、最後の声は死んだサラの声で、ジミンが現れたのは主人公の幻覚であるのかなと考えてます笑 (2019年8月16日 8時) (レス) id: 65a2b58aaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もね
| 作成日時：2019年7月25日 10時
