a fellow 〜たった一人の仲間〜

EP２２ ページ31

Aside

''副船長っている意味ある？''

聞いてしまった
どうするべきだろう知らないふりをするしかないよね

って逃げて来たら意味ないじゃん！
空気重くさせちゃったし…

A「何やってんだ私…」

ダメだ！知らないふりをする
あの女の子はこの船の仲間なんだから
勝手に悪い子に決め付けるのは良くない

(…フー やっぱりな

A「宴…宴」
ｶﾞﾁｬ

「俺がメイン作るからデザートとかドリンク作って」
知らないふり 知らないふりをするんだ

A「…合点！笑」
よし、笑えてる 気を使わせる訳には行かないもんね

ﾄﾝﾄﾝ

ｶｼｬｶｼｬ

''お前はいる意味ない''
''意味ないじゃん！''

…ダメダメ考えるな今は美味しいものを作ることに目を向けるんだ

ｶﾞﾁｬ
「サンジーメシー！」
サンジ「うっせえクソゴム！今作ってやるから待てよ」

ルフィ「ちぇーっ !!A！」

さっき待てよって言われたんじゃ？
大人しく両手を出してきた そして捨てられそうな犬の目でこっちを見てくる 弱いんだよその目…

サンジくんが見てない隙に
A「内緒ね？「ししっ ありがとう」
ｶﾞﾁｬ

あっ 静かに閉めてよぉ
ほらバレたぁ

サンジ「…んだよせっかく作ってやったってのに」

てない、？
たまに天然なところあるから今回はその天然に助けて貰ったと思おう

ｼﾞｭｰ
サンジ「っし。おーい野郎どもメシ出来たぞ手伝いやがれ」

「うぉおおお」
「美味そうだな」

サンジ「当たり前…あっルフィお前は無い「なんで！「肉貰ってたろ！「げっ！バレた！」

そうかサンジくん見聞色の覇気で…
ごめんねルフィ。

ルフィ「メシ…メシ…宴なのにメシ抜きは辛ぇー！」

アクア「私のあげるよ」

ルフィ「本当か！？アクアお前は優しいな」

アクア「船長が可哀想な思いしてるのに副船長って何もしないんだね」

ルフィ「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

アクア「ねぇルフィ」


ﾎﾟﾝｯ
…あれ
聞こえない

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