Episode ページ3
蜂「ということで、実験という形で、このクラスは明日から東高生と合併することになりました」
『はあ?なんで私らが東高生なんかと?』
神「ほんと、東高生と同じ教室とかあり得ないんだけど」
蜂「神保さん、如月さん静かに」
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翌日 聖三島女学院 3-C
平「えーっと蜂矢先生に変わってこのクラスの担任になりました原平助です」
平「生徒からは原先生とか平ちゃんとか、あと...すけべーなんて呼ばれてます」
男「あはー、ははは...」
平「えー知っての通り東高と三女は来年度からの合併を図りはじめました」
平「諸君はその歴史を動かすパイオニアであり、後輩にバトンを渡す第一走者でもある」
平「まあ、固く考えないで楽しくやろう」
平「彼らも普段女っ気のない生活送ってたからな、なあ?目のやり場に困るなあ」
平「おいどうした古井、女の園じゃ調子でないのか?」
古「う、うん。なんかいい匂いするし」
平「自己紹介しっかり頼むな、この中に未来の伴侶となる人いないとも限らないんだから」
平「男子も女子もお互いの立場を理解して向き合うことが」
中「先生、これ授業ですか?」
平「え?」
中「つまんないから模試の勉強したいんですけど」
中「まあ授業なら聞こうと思ったけど」
遠「うちも腹減ったんですけど」
中「ホームルームですか、授業ですか」
神「どっちにしろまだチャイム鳴ってません」
平「あ、あ〜ごめんね」
遠「弁当食っていいすか」
平「ええ?」
キーンコーンカーンコーン
平「はい、じゃあチャイムが鳴りました。じゃあ自己紹介タイムを」
山「今のは5ぷんまえのだよ」
神「つーかオマエ何チラチラ見てんだよ!」
海「え?」
神「え、じゃねえよさっきからニヤニヤしてちっちゃく手ふってオカマかコラ!」
遠「え、どいつどいつ?この猿みたいなやつ?」
神「猿の隣そのチャラ眉毛」
遠「何笑ってんだよ、てめからくり人形か!」
海「え、いやだって」
神「へらへらすんじゃねえ!」
ドンッ(上履きを投げる)
平「女の子がこんなことしちゃ...!」
中「女の子だからいけないんですか?男子だったら物投げていいんですか?」
中「チャイムも鳴ってないのに勝手に入ってきて生ぬるい精神論聞かされて色目使われてそれでも女子は我慢しろってことですか?」
中「我慢してこの中から未来の伴侶を見つけろってことですか?」
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切り悪いけど切ります!
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作者名:mknoisiyn | 作成日時:2022年9月11日 20時