ごめんね青春 (ページ12)

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Episode ページ12

観「次の日、合同文化祭の実行委員が集まりました」

半「熱く！しなやかに燃え尽きて秋！」

半「昨日寝ずに考えたスローガンだ！」

半「みんな受験勉強で忙しいだろうけどだからこそこの祭典を成功させよう！」

　『つーかなんでお前が仕切ってんの？』

半「それは...生徒会長だから」

遠「うちの生徒会長もいるんすけど」

中「いいよこんな空気にされたあとで喋れないよ」

大「だいたい受験の前に燃え尽きたくねえよな」

山「そもそもお前さんなんでそんなにムキムキなんだ？」

半「剣道部だ！引退してからも朝稽古と筋トレは続けてる！」
　ﾊﾞｯ(シャツを脱ぐ)

遠「きゃああああ！」

　『なに勝手に脱いでんだよ！セクハラ！気持ちわりいんだよ！』

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シ「文化祭も結構ですけどその前に学力テストもありますからね」

平「はい、その点は生徒にもしっかり伝えています」

シ「とんこーと三女、偏差値に大きな差があります」

シ「そのためハンデをつけたいと思います」

シ「原先生のクラスは三女で3位にならなければ合格」

シ「蜂矢先生のクラスはとんこーで1位を目指してください」

蜂「はい」

シ「達成されなかった場合、合併は解消、文化祭はもちろんなし」

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平「大丈夫なんですか」

蜂「東高に行った15人は皆優秀ですから」

蜂「原先生こそ、三女生の学力ナメてませんか？」

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観「ナメてた。ようやく平助は事の重大さに気づきました」

観「生徒会長の中井は言わずもがな見た目バカ丸出しの神保愛が早稲田大学A判定」

観「ビルケンは英語の成績が静岡トップ、遠藤に至っては志望が東大理学部」

観「なによりもこの子ヤンキーの如月」

観「如月は静岡の中でもトップレベルの秀才、中井をも超えた頭の持ち主です」

観「そんな彼女がなぜC組なのかはまた今度...」