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駿「別にそういうんちゃうって！
いやー、三角関係とか言われてるみたいやけど、勘弁してほしいわ〜あはははっ」
『お願い、誤魔化さんといて。
みっちーのほんまの気持ちが俺は知りたいねん』
駿「……」
俺はまっすぐみっちーの目を見た。
お互いの視線が交わる。
困惑と切なさが混じったような表情を浮かべていたみっちーが、やがて重い口を開いた。
駿「…ごめん。………俺、Aのこと好きや」
『……そっか』
俺の気持ちにも気づいてて、Aにどんどん惹かれていく自分を責めてたんやろうか。
『ううん、みっちーが謝ることない。
…人を好きになる気持ちって止められへんやんか。
むしろ、気を遣わせてごめん。
大事な友だちやからこそちゃんと話さなと思っててんけど、関係崩れるんが怖くて避けてた。』
駿「……」
『俺もAのことが好きやねん。』
駿「うん」
『俺ら、ライバルやな』
駿「…そやな。
でも、Aは俺らのことそんなふうに見てへんと思うけど」
そう言いながら、みっちーは苦い笑みを浮かべている。
『もしかして、みっちーも気づいてたん？』
駿「え、長尾も？」
『うん。だって、Aめちゃくちゃわかりやすいし』
駿「本人自覚してるかわからんけど、野球応援の後から丈くんのこと意識してるやんな」
『…俺は、Aが幸せなら、相手が丈くんでも、みっちーでもええねん。』
駿「長尾……」
『まあ俺らは、丈A見守り隊結成するか！
あのふたり、周りが背中押さんと一生あのままな気がするし』
駿「あ、それ俺も入隊？」
『えっ、当たり前やん〜！』
俺がふざけて肩に腕を回すと、みっちーは笑いながら「はいはい」と言う。
何気なく上を見ると、清々しいほどの青空が広がっていた。
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雪(プロフ) - NKさん» NKさん初めまして！返信が遅れてすみません。ありがたいお言葉、とても励みになります！実は丈くん視点のお話も書くつもりで、ただ今構想を練っております…時間がかかるかもしれませんが、引き続きお楽しみ頂けるように頑張りますね！ (2022年12月22日 19時) (
レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - kkさん» kkさん、返信が遅れてすみません…嬉しいお言葉ありがとうございます＊解釈が一致して嬉しいです〜！！流星くんホルン謙杜くんクラは真っ先に決まりました（笑）引き続きお楽しみ頂けるよう頑張ります！ (2022年12月22日 19時) (レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
NK(プロフ) - 初めまして。私も学生時代吹部だったので、懐かしさもあり楽しく拝見しました。それぞれのパートも納得です！番外編も楽しみにしています。丈くん視点での付き合う前(男子で集まっていたときのエピ等)のお話も読んでみたいです。 (2022年11月26日 15時) (レス) @page23 id: 689df7c616 (このIDを非表示/違反報告)
kk(プロフ) - こんばんは！私も学生時代、吹部だったこともありとても楽しく一気に読ませて頂きました！丈くんとの掛け合いも可愛くて大好きだったのですが、個人的に流星くんがホルンで謙杜くんがクラなのが解釈の一致すぎました！引き続き番外編も楽しみにしております❤︎ (2022年11月26日 1時) (レス) @page23 id: 797470a670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月24日 0時
