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大「よし、後はもうめいいっぱい楽しむだけやで！
これまで頑張ってきた自分を信じて、仲間を信じて。
みんなはひとりじゃないからな。」
「「はい！」」
和「なあ、始まる前にみんな円陣組もやー」
大橋先輩の声で、みんなが円状に並んだ。
右隣に謙杜くん、左隣に陽菜。
互いの背中に腕を回す。
和「大吾、掛け声よろしくっ」
大「よし、じゃあ先輩から受け継いだあの掛け声でいくで。
盛り上がれんのかー？」
「「俺ら次第や！」」
大「いくぞー！」
「「おー！」」
自然と拍手が起きる。
部員も先生方もOBの先輩方も、みんな笑顔だ。
全員が自分の演奏開始時の位置にスタンバイする。
ドラムメジャーの大吾先輩は、ひとりひとりの顔を見ながら「ほな、俺は客席のほうに向かうわー」と手を振る。
「本日は、第３回なにわ第七高等学校吹奏楽部、サマーコンサートにご来場頂きまして、誠にありがとうございますー…」
１ベルが鳴り、再び影アナが流れる。
同時に舞台上の明かりが消えた。
その場がしんと静まり返る。
暗闇の中でお互いの気配だけを感じていた。
きっと今、全員が同じことを思っている。
今、このメンバーで奏でる音楽を楽しもうって。
本ベルが鳴る。
いよいよコンサートが始まる。
「ただ今より、第３回なにわ第七高等学校吹奏楽部、サマーコンサートを開演いたします」
アナウンスが流れ、ゆっくりと幕が上がった。
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雪(プロフ) - たみ子さん» たみ子さん☺️コメントありがとうございます🙏🏻✨️ギュンギュンしていただけて嬉しいです😍更新頑張ります💪🏻 (2022年11月23日 19時) (
レス) id: 01aa64d0d1 (このIDを非表示/違反報告)
たみ子(プロフ) - 初めまして！作品拝読しました！もう胸がギュンギュンします😭💕更新応援してます！ (2022年11月21日 10時) (レス) @page12 id: d3f29142ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月19日 21時
