Stories⑧ (ページ9)

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楽しい時間はあっという間にすぎて外も暗くなってきた

帰るのが遅くなりすぎると翔太も心配するし

他愛もない話をしながら車に乗り込んだ

『はぁー楽しかったー！』

岩本「そうだな」

『連れてきてくれてありがとね？』

岩本「Aが喜んでくれて良かったよ」

、、、、、

Aの方を見ると車に揺られて
心地良くなったのかぐっすりと寝ている

最近ちゃんと寝れてんのかな、なんて心配になる

まぁ翔太が居るから大丈夫か

岩本「A着いたよ」

『、、、ん？あれ寝ちゃってた？』

岩本「ハハ(笑)ぐっすり寝てたよ」

『うそー！なんかごめんねー？』

岩本「全然いいよ、Aの可愛い寝顔見れたし」

このまま別れるのもなんか寂しいな、なんて
思っていたらエントランスから翔太が出てきた

翔太も相変わらず過保護だなー(笑)

岩本「A、翔太迎えに来たよ」

『えっ？！もうわざわざ来なくていいのにー』

岩本「Aのことが心配なんだよ、ほら降りないと」

『うん！今日はありがとう！』

岩本「おう、また明日な」

『ひーくん、気をつけて帰ってね？』

って車から降りて

車の中からAが翔太と一緒に
なったのを確認して車を出す

ミラーには車が見えなくなるまで

腕が取れるんじゃって心配になるくらい
手を振り続けるAが映ってて思わず笑った

今度はどこに連れて行こうかな

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