Stories⑤ (ページ22)

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それから数日後、舞台のレッスンがスタート

台本の内容が日に日に変わっていくのは
ジャニーズの舞台では良くある話だけど

それと同時にAのセリフや出演シーンが
どんどんカットされていて、さすがにこれは
酷すぎるだろとメンバーに声を掛けようとしたら

Aが悔しさからか目に涙を溜めて
立っているのが見えて、俺が駆け寄ろうとすると
涼太が他のジュニア達にバレないように自分の背中に
Aを隠して、先に部屋から出て行った

深澤「翔太、お前も行ってやって」

岩本「あとは俺たちで何とか話つけておくから」

そう言えば２人は監督の元へ向かって
俺は涼太とAを追いかけて部屋を出る

Aと涼太はレッスン室から少し離れた
共有スペースのソファーに並んで座っていた

俺もAの隣に座るとAは
声を震わせながらゆっくりと話し始めた

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