Stories⑯ (ページ29)

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そんな甘いムードも束の間

なにやら廊下が何か騒がしい

「Aー！翔太ー！！」

と名前を呼ばれる

渡辺「誰？」

『さっくん？』

Aと一緒に扉を開けると

現れたのはふっかと佐久間で

深澤「よっ」

佐久間「スイートどんな感じか見に来た！」

と入って良いと言ってないのに

Aの手を引いて部屋に入って行く２人

渡辺「おい、お前らな、」

佐久間「うっわー！！！」

深澤「なにこれ、すっげぇじゃん！」

佐久間「これAが用意したの？」

『うん、そう！』

深澤「まじ？！」

佐久間「おい、翔太幸せ者だな！！」

渡辺「うるさ(笑)」

深澤「てか、部屋何個あんの？」

『えーどうだったかな、』

そして部屋を回り始める３人

そう言えばさっき佐久間、スイートって言ったよな？

え、この部屋スイートなわけ？

たしかにやたら広いな、とは思ったけど

渡辺「A」

『ん、なに？』

渡辺「この部屋」

『あーえっとね、』

深澤「Aがスタッフさんにお願いして
スイートにしてもらったんだよなー？」

佐久間「でも最初、ダメって言われたんだっけ」

『そう、だから滝沢くんにお願いした(笑)』

佐久間「あはははは、さすが(笑)」

深澤「Aのお願いだと断れないもんなー(笑)」

佐久間「てか、ホテル代どうなったの？」

『２人分の誕生日祝いまだだったから
いらないよって言われた(笑)』

佐久間「えー！まじ？！」

深澤「滝沢くん甘いすぎだろ！！」

『んふふ』

深澤「俺の誕生日もスイート取ってくんねぇかなー」

佐久間「お前は無理だろ(笑)」

深澤「いや、絶対お願いするわ」

『あははは(笑)』

渡辺「、、、つか」

佐久間「ん？」

『ん？』

渡辺「、さっきAと良いところだったんだけど」

深澤「えっ、まじか！！」

佐久間「そうならそうと早く言えよ！」

渡辺「いや、勝手に中入ってきたのはお前らじゃん」

『まぁまぁ(笑)』

深澤「タイミング悪かったな(笑)」

佐久間「どんな部屋か見たかったからつい(笑)」

深澤「よし、もうどんな部屋なのか見れたし、帰ろうぜ」

佐久間「そうだなー！」

深澤「じゃあ、２人ともまた明日な？」

『うん、また明日！』

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