Stories⑯ (ページ24)

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とステージ裏に捌けた途端

緊張から解放されたのか床に座り込むAと

「おい、どうなってんだよ！」

と声を荒げる照の声

そしてさっきまでコンサートをやっていたとは思えない

空気が流れて

メンバーからは笑顔が消えた

そこに慌てて走ってくるスタッフ達

話を聞けば完全にスタッフの確認不足が原因だった

Aに怖い思いをさせないようにって

あれだけスタッフとも話し合ってきたのに

こんな事が起きてしまって

悔しいとしか言いようがない

けれどAは意外にも落ち着いていて

真剣にスタッフの話に耳を傾けていた

とりあえず照とふっかがスタッフと一緒に

セットの確認をする事になった

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『ふぅ、、、、』立ち上がろうとする

渡辺「おっ、」Aを支える

阿部「A、大丈夫？」

佐久間「立てるかー？」

『うん、、、平気』

ラウ「はぁー良かったー！」

目黒「セット上がって横見たらAちゃん
居るからまじでびっくりした、、、」

向井「自分のパート歌ってたら急に照兄が
Aちゃんの腕引っ張って位置変わったから
びっくりしたわー」

『みんな、ごめんね、、驚かせて』

宮舘「Aは何も悪くないんだから
謝らなくて良いんだよ」

阿部「そうだよ！てか上がってる時、大丈夫だった？」

佐久間「そうそう！一応怖くないよう
サポートしたつもりだけど、」

『あべちゃんとさっくんが居てくれて
助かったよ、本当にありがとう』

阿部「いえいえ！」

佐久間「いやー咄嗟の判断だったけど
さすが照だったなー！」

向井「ほんまやな」

宮舘「、、、ひとまず、楽屋戻ろうか」

目黒「うん、そうだね」

『、、、、、』

渡辺「、歩ける？」

『うん、、、だけど』

渡辺「ん？」

『私も、ちゃんとセット確認したい』

渡辺「じゃあ照達のところ行くか」

『うん、そうする、、翔太先戻ってて良いよ？』

渡辺「いや、俺も行く
また同じ事があったら嫌だし」

『、、、ありがと』

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