Stories⑫ (ページ46)

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まさかのみんなと同じやつしか貰えなくて
ちょっと、いや、結構落ち込む、、、、、

それから無事に仕事が終わり
Aと一緒に家に帰ってきた

今はリビングでまったりテレビを見てる

　

『あはは(笑)ストちゃん達可愛いねー！』

渡辺「、、、、、、」

『、、、、、、あっ！そうだ、そうだ！』

家に帰って来てもやっぱり特に何も無しか、、

そんなことを思いながらキッチンに向かった
Aを横目で見ると、Aとばっちり目が合った

『んふふ(笑)翔太ー？』

渡辺「、、、何？」

『はいっ！これどうぞ！』

渡辺「えっ！何これ！すごっ！！」

『みんなの居る前で渡しても良かったけど
２人きりの時の方が良いかな～と思って！』

Aが俺に差し出したのは

粉砂糖のかかったガトーショコラ

お店のかってくらい綺麗な形

『翔太だけに別で渡したかったから、、、
だからみんなには内緒ね？』

渡辺「A好きすぎる、、、、」

『んふふ(笑)あっ、今食べる？』

渡辺「あぁ、食べる」

『はい、じゃあフォークどうぞ～』

渡辺「ありがと、、じゃあいただきます」

『、、、、、どう？』

渡辺「あ、おいし」

『はぁー良かった、、、、
あっ、チョコついてるよ？』

渡辺「取って」

『もう～自分で取りなさいよ(笑)(拭いてあげる)』

渡辺「ふふふ(笑)」

『ずっとニヤニヤしてるじゃん(笑)』

渡辺「今年もみんなと同じやつだけかと
思ってたから別で貰えたのが嬉しくて(笑)」

『あっ！だから渡した時、反応薄かったの？』

渡辺「そんなに反応薄かった、、？」

『薄かったよー！！
ガトーショコラあげるのやめようかと思ったもん』

渡辺「ごめん、ごめん(笑)
どっちもまじで美味しかったよ、ありがとな？」

『喜んでもらえて良かった～！』

ってニヤニヤしながら俺を見つめ返すA

俺も顔が一気に赤くなっていくのを感じて
Aのほっぺを両側から思い切り挟んだ

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『んっ？！にゃに、、、？！！』

渡辺「こっちも貰うわ(チュッ)」

『んっ！、、、っ、』

こうして甘い甘い時間を過ごしましたとさ

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