Stories⑪ (ページ47)

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大切な存在ページ47

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目黒

しょっぴーとAちゃんが付き合って数ヶ月が経った

メンバーから見ても２人が付き合ったから
と言って何かが大きく変わったとかはない

まぁ、もうお互い大人だしね

でもそんなある日、俺は見てしまった

　

仕事場に着いて楽屋に向かっていると
先に楽屋に入るしょっぴーの姿

みんなもう集まってるのかなと扉を開けようとすると

中からAちゃんとしょっぴーの声が聞こえる

『んっ、、しょ、うた、、ダメ、、』

渡辺「、、、、やだ」

『ん、、ねぇ、みんな、来ちゃう、、、』

渡辺「キスするだけだから、お願い」

微かに開けた扉の隙間から見えたのは

Aちゃんとしょっぴーがキスをする姿

その姿を見て２人は本当に
付き合ったんだと思い知らさせられた

でもそれと同時に俺の中で残る、モヤモヤ

２人の事、応援するって決めたはずなのに

Aちゃんと過ごす期間が長くなればなるほど
やっぱり好きで気になって目で追ってしまう

Aちゃんの気持ちが
俺に無いことなんてもちろん分かってる

でも無理だと分かっていても俺の気持ちを
もう一度伝えてスッキリしたい

だってこのモヤモヤした気持ちのまま
２人と一緒に活動するのは嫌だから

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数時間後

楽屋には俺とAちゃんだけ

言うなら今だ、、

目黒「Aちゃん」

『ん？めめどうした？』

目黒「ちょっと隣座ってもいい？」

『うん！どうぞ～！』

目黒「疲れてるのに、ごめんね」

『ううん、大丈夫だよ！どうしたの？』

目黒「うん、、、単刀直入に言っちゃうけど
俺、Aちゃんのことがずっと諦められなくて」

『えっ、、、』

目黒「でもAちゃんもしょっぴーも俺にとって
大切な存在だからさ、２人の関係を壊したいって
言うわけじゃないんだけど、、、」

『、、、、、、』

目黒「だけどこのモヤモヤした気持ちのまま
一緒に活動するのはやっぱり嫌でさ、、、

だからこれで本当に最後にするからもう一度
俺の気持ちを伝えてさせてほしい」

『めめ、、、、、、』

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