Stories⑨ (ページ10)

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渡辺「ふっかからこの前の滝沢くんと
Aが食事に行った時の話聞いた」

『、、、、そうだったんだ、、』

渡辺「俺、タイでAが良いって言うまで
待ってるって言ったけど、正直言うとさ

やっと気持ちが通じ合えたのに
あとどれだけ待てばいいんだよって思った

だって俺、２０年以上ずっと
Aのことだけを想ってきたんだよ

でもやっぱりAは俺にとって大事な存在だし

Aがそう思うならその気持ちを
大切にしたくてなんとかここまで待ったけど」

『、、、、、、、、』

渡辺「A？、、最後に確認なんだけど
本当にこれ以上待たなくていいんだよな？」

『、、、、、うん、、待たなくて、いいよ

それに、私もこれ以上待ちたくない、、！』

渡辺「、、、、俺はAが好き

Aは？俺の事、どう思ってる？」

　
　

やっとこの気持ちが言えた

好きってたった２文字を伝えるために
２０年以上掛かった、、、、

　

するとAがゆっくりと話し始めた

『、、、、、、、私も、、、』

後ろから抱きしめてるからAの顔が
見えないけど、泣いてるんだなって分かる

　

渡辺「、、A、ゆっくりでいいよ」

『、、、、ごめん、、、えっと、、

私も、、翔太のことが、、好き、、』

Aの気持ちを確認して

抱きしめてた身体を一度離せば

今度は前から優しく抱きしめる

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