Stories⑨ (ページ28)

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たぁくんと休日ページ28

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深澤「もしもし？」

『ふっか～今からお家行ってもいい？』

深澤「え、いいけど」

『ありがと、じゃあ着いたら連絡する～』

Aから突然電話がきて
今日はオフなはずなのに、家に来るって

普通に、いや、めっちゃ嬉しいんだけど

何かあった？

『おじゃましまーす！』

深澤「いらっしゃい」

にこにこしながら、家に入ってくるA

え、可愛すぎね？

A！おいで！って両腕をパッと開くと

『たぁくーん！！』

ってすっぽり収まる小さな体

深澤「今日はどうしたの？」

『ん？なにがー？』

深澤「なべと喧嘩でもした？」

『喧嘩？してないよー』

じゃあ何だ？と理由を考えていれば

するとAが話し始めた

『１人になりたい気分だったの』

Aもなべも１人の時間必要なタイプだもんなー

「自分のお家に戻って断捨離してたらふっかに
買ってもらったお洋服がたくさん出てきて！

なのにふっかに全然お礼出来てないなと思って

だからこれ、、はいっ！』

って紙袋を渡されて早速中身を確認すると

俺が気になってるってAに話した
化粧水とヘアトリートメントが入っていた

深澤「わざわざいいのにー」

『だっていつも買ってもらってばかりで申し訳ないもん』

深澤「俺が買いたくて買ってるだけだから気にすんなよ(笑)」

『えー？気にするよー！(笑)』

深澤「でも、ありがとな？大事に使うわ」

『あっ！それね、私も同じの買ったの～！
だからたぁくんとお揃い～！んふふ！』

可愛い！！！

本当に可愛くて仕方ない！！！

せっかく家まで来てくれたし

Aとの休日を楽しむとしよう！！

　

深澤「A、久々にゲームやらね？」

『え～？一緒にコンビニ行ってくれるならいいよ？』

深澤「もちろん、ついて行きますとも」

『じゃあ、アイスおごって？』

深澤「いいよ？他には？」

『あとね～、、、』

俺にとって、てか俺らメンバーにとって
Aは大切な存在だから
　

甘えてくれた時にはとことん付き合うし

頼ってくれた時にはとことん支える

だからこれからもたくさん
わがまま言っていいんだからな？

(『あ、翔太から今どこって連絡来てた』)

(深澤「翔太も過保護だよなー(笑)」)

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