いとこは声優の下野紘でした(長編ver)4

やっぱり嫉妬 ページ11

A「きょ、今日は仕事？」

下野「ううん。今日はオフだからずっとここにいるよ」

A「ほんと？嬉しいっ！」


紘とずっと一緒に居られるなんて久しぶり。
でもどこに行ける訳でもないし……


下野「どした？暗い顔して。もしかして俺がずっと居るの嫌だったりして？」

A「違うよ。嬉しいけど、ここから動ける訳じゃないし紘はつまらないかなって……」

下野「そんなことないよ。話したいこといっぱいあるし」


暫く話をしてたらノックが聞こえ入ってきたのは宮野くんとたっくんだった。


宮野「ヤッホーAちゃん宮野くんが来たよー？あ、下野さん。居たんですね(笑)」

下野「居たら悪い？ていうか、テンション高いね」

宮野「楽しい方がいいじゃないですか(笑)」


そんなことを宮野くんと話してると、たっくんはAと楽しそうに話をしていた。


寺島「思い出したって沢城さんから聞いてやっと時間取れたから。ほんとはもう少し早くお見舞いに来たかったんだけど、ごめんね？」

A「そんな……来てくれただけで嬉しいので大丈夫ですよ」

寺島「体調は大丈夫？って入院してる人に聞くもんじゃないかな(笑)」

A「すごく元気なんですけどね(笑)」


ほんと楽しそうに話してんな……
たっくんにまで嫉妬しちゃうよ……


宮野「下野さん、もしかしててらしーに嫉妬してる？笑」


大声で言われ慌てる。


寺島「ん？何？呼んだ？」

宮野「いやねー下野さんが、「何でもない！何でもないから！話してて！！」……(笑)」


そんな反応を見て宮野くんはクスクスと笑ってる。


下野「嫉妬してないし！」

宮野「へぇ〜(笑)下野さん今日仕事は？」

下野「今日はオフだよ」

宮野「じゃずっとイチャイチャだ(笑)」

下野「だーかーらー！！」


大声の俺にたっくんから注意を受ける。


寺島「下野さん、静かに。病院だよ」

下野「あ、ごめん……」


そんな俺を見てAは、ふふふと笑ってる。
Aの笑顔にはやっぱり敵わないな……

それから宮野くんは仕事、たっくんはアニメイトに行くと言って帰って行った。
ーーーーーーーー
作者より
随分とお待たせしましたm(_ _)m
だいぶ風邪が治ったので更新を再開しようと思います。
若干行き詰まった感じはありますがσ^_^;
更新をお休みしている間に10人近くの人がお気に入りに登録して下さいました。
ありがとうございます(*´∀｀*)
頑張りたいと思います。

怒らせた→←俺だけじゃない…下野side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す