いとこは声優の下野紘でした(長編ver)

名前 ページ47

俺はファンにバレると厄介だと思いそのまま家に帰り、のんびり過ごす。


A「紘兄、今日はありがとう。楽しかった！」

下野「ケーキ食べれたからだろ(笑)まぁいいや。どういたしまして」

A「暇だなぁ…ねぇー暇なんだけどー」

下野「俺に言われても(笑)なんかする？でも何もないんだけど。あ、ちょっとこっち来て」

A「ん？何？」


紘兄の隣に座ったら「違う。ここ」って言われて膝をポンポンした。


A「ひ、膝？！」

下野「早くおいで」

A「そう言われても…」

下野「いいから、おいで」


そう言われて腕を引っ張られ膝に座ってしまった。
そしてギュッと抱きしめられた。


A「紘兄？」

下野「たまにはいいだろ？最近恋人らしいこと出来てない気するし。キス、しよ？」

A「えっ？！……うん…」


俺はAの返事を聞き、ゆっくり顔を近づけ、キスをする。


A「んっ…」


リップ音を鳴らし、深い口付けをしていき、首筋をキスしたり軽く舐めてみる。


A「んぁっ……ちょっと…」

下野「にゃはは(笑)いい声出したね(笑)」

A「や、止めてよ…」

下野「止めないって言ったら？」

A「え？……や、やだなー…紘兄、目が真剣過ぎ(笑)」

下野「……そろそろ紘って呼んでくれない？いつまで紘兄なの？付き合ってどのくらいだと思ってるの？」

A「……」

下野「ずっと紘って呼んでくれるの待ってたけど全然呼んでくれないし……俺も我慢の限界があるからね？」

A「恥ずかしくて……」

下野「じゃ今呼んで？呼んでくれないとエ◯チなことしちゃうよ？」

A「え？えっ？！いや…あの…」

下野「いちいち反応面白すぎ(笑)紘って呼べばいいだけじゃん(笑)」

A「……ひ、紘…」

下野「良くできました」


そう言って俺はAの頭を撫でる。

我慢できない→←ケーキバイキング

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す