いとこは声優の下野紘でした(長編ver)

一緒に寝たい ページ39

下野「あー疲れた…A風呂どうする？」

A「明日の朝にする」

下野「じゃもう寝な？俺は明日の準備して寝るから」

A「紘兄…」

下野「ん？えっ？A…？」


私は紘兄に抱きつき、今日のお礼を言った。


A「今日はありがとう…ありがとう……」

下野「……うん」


俺はAを強く抱きしめ返し、頷くことしか出来なかった。


A「あたし…大学辞める…」

下野「えっ？！それでいいの？後悔しない？」

A「うん…前以上に本気で声優になれるように頑張る…」

下野「そっか。じゃ応援するよ」

A「あの、ね…。……」

下野「ん？どした？言いにくいこと？」

A「あ、あの…ね、寝るまで…側に…いて、ほしい…なんて……ご、ごめん…明日も仕事…「いいよ」え？」

下野「いいよ。それでAが安心して寝れるなら。どの道いつもあんまり寝れてないし(笑)そんな変わらないから。なんなら一緒に寝るか？なんてな(笑)」

A「一緒に寝たい…今日だけでもいいから……」


正直冗談のつもりだったけど、それだけ今日は堪えたのだろう……
けど、一つ問題がある。
俺の理性が抑えられるかってこと。
彼女が隣にいて何にもしない男なんていないだろ……
でも抑えないと……


下野「じゃ先に俺の部屋に行ってて…準備してくるから」

A「うん…」


私はカバンを自分の部屋に置き、パジャマに着替え紘兄の部屋に行き、ベッドに座って待ってた。



俺は急いで準備を済まし部屋に入るとAが俺のベッドにうつ伏せになって寝ていた。

なんだ…
寝てるじゃん(笑)
疲れてたんだろうな……

俺はAの頭を撫でながらそんなことを思う。


おやすみ、A……


俺はAのホッペにキスをし、ベッドの少し隙間がある場所で一緒に寝ることにした。

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