26 ページ26
時刻は23時…
俺は仕事を終わらせ、昨日の公園へと急ぎ、Aちゃんにメールを送る。
下野「着いたから来てくれる?あ、急いで来なくていいからね?」
A「分かりました。行きます」
俺は来る道中でコンビニに寄り、買ったコーヒーを飲んで待つことにした。
A「お待たせしました!」
下野「そんなに待ってないから大丈夫」
A「あの、聞きたいことって何ですか?すごい気になってて……」
下野「あー……えっと、Aちゃんって初めて付き合うのが俺なんだよね?」
A「えっ?!あ、はい……」
真っ赤になってる顔が可愛いなんて思ってしまう。
下野「えっと、その……キス、とかってしたこと……」
A「な、な、な……下野さん何をいきなり……」
あ、この反応……
したことないな……
じゃ言わないほうがいいな……
酔った勢いで、しかも多分この感じは覚えてなさそうだし……
下野「あ、ごめん…ちょっと気になっちゃって……Aちゃん……俺さ、Aちゃんがいいって思うまで待つからね?」
A「え?あ……。でも……キス、したいですよね……」
下野「そりゃ……好きな子とはしたいよ?でも無理矢理するのは好きじゃないから。俺はほんとに好きだから待てる」
A「下野さん……」
下野「あ、でも……下野さんは止めてほしいかな?下の名前で呼んでほしいな」
A「あ……ごめんなさい……えっと…」
私は下の名前を知らないことに今気が付いた。
どうしよう……
ん?固まってる?
あっ……そういえば声優分からないって言ってたっけ……
名前、知らない感じ?(笑)
下野「下野紘。アイムエンタープライズ所属。愛称はひろたんとかしもんぬ。誕生日は4月21日。35歳です」
A「え?」
下野「あ、自己紹介(笑)詳しくしてなかったからしとこうかなって(笑)」
A「あ、はい……」
あれ?
これ、もしかして私のために?
どこまで優しいんだろ、下野さんって……
A「えっと……ひ、ひろ…た、ん…?」
下野「そっちできたかー(笑)できれば紘が良かったなー(笑)」
A「よ、呼び捨て?!無理です!無理です!」
下野「これは俺のワガママ。紘って呼んでほしいな。俺もAにするから。おあいこでしょ?」
A「ひ、紘……」
下野「ふふっ。Aって初々しくて可愛いね(笑)」
A「止めてください……恥ずかしい……」
俺はAを家まで送り、家路に着く。
43人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさ(プロフ) - 花夏奈さん» なるほど。考えてみますね( ´ ▽ ` )ノ (2016年9月24日 17時) (レス) id: 55b8c047d4 (このIDを非表示/違反報告)
花夏奈 - 二人(達央さんと夢主)がいつの間にか紘さんが知らないところで、仲が良くなっていて(知り合っていて)紘さんが嫉妬………みたいなのでお願いしますm(_ _)m
最後には達央さんが二人を冷やかすみたいなのが良いです。
分かりにくくてすみません(>_<) (2016年9月24日 17時) (携帯から) (レス) id: dafed9a54f (このIDを非表示/違反報告)
うさ(プロフ) - 花夏奈さん» ちなみにどういう感じの絡みがご希望ですか?三角関係とかでしょうか?詳しく書いていただけると書きやすいですm(_ _)m (2016年9月23日 21時) (レス) id: 55b8c047d4 (このIDを非表示/違反報告)
花夏奈 - 続編を読みました。
もし、今の作品で難しい場合は、あとは作者のうささんにお任せします。
本当にいきなり図々しい発言ばかりですみません(>_<) (2016年9月23日 21時) (携帯から) (レス) id: dafed9a54f (このIDを非表示/違反報告)
花夏奈 - うささん»
今の作品でお願いしますm(_ _)m
続編!早速読ませていただきますね(*^o^*) (2016年9月23日 19時) (携帯から) (レス) id: dafed9a54f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うさ | 作成日時:2016年1月27日 10時