あなたを好きになりました

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アフレコが始まるみたいなので静かに見学をする。
たくちゃんもそうだけど他の人も表情とかさっきとは違って、ほんとにプロってすごいなぁって思った。


宮野「Aちゃん俺の演技どうだった？良かった？かっこよかった？」

A「え…あ、はい…よ、良かった、です……」

諏訪部「少し落ち着きなさいって。レディがビックリしてるじゃないか」

A「えっと…あの……」

宮野「諏訪部さんのセリフでAちゃんビックリしてるじゃないっすかー(笑)」

諏訪部「いやーごめん、ごめん(笑)」


数時間が経ちアフレコが終わり、それぞれ身支度をする。


寺島「終わったー」

A「たくちゃんお疲れ様。私帰って晩ご飯作るんだけどたくちゃんまだ仕事あるの？」

寺島「うん。次ラジオがあるんだ。1人で帰れるか？本当は送ってから行きたいんだけどそんな時間なくてさ」

A「大丈夫だよー心配性なんだから」

下野「話の途中にごめんね？俺が送ってってあげようか？俺これで終わりだし」

寺島「いや、それはさすがに悪いですよ」

下野「俺は別にいいよ？」


絶対嫌だと思い、首をブンブンと横に振るが、たくちゃんはそれ見てか、下野さんに「よろしくお願いします」と言った。


A「たくちゃん……」

寺島「一人じゃ心配だから送ってもらえ」

A「………」

下野「じゃAちゃん、行こっか」

A「は、はい……」

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