声 56 ページ27
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全員沈黙………
顔を真っ青にしたトド松は、十四松に駆け寄り、
ト「A…？なんで……？なんで…！！？」
カ「落ち着けトド松！！！」
十四松の服の襟を掴んで怒鳴る。
それを必死に止めようとするカラ松。
十「ぼ、ぼく…だっ、て、よ、く、わから、ないんだ…い、いきなり、知らない人がで、てきて…」
辛そうに言う十四松。
襟を話して、崩れ落ちるトド松。
ト「……だからなんだ…だからなんだって言うんだよ！！！」
怒鳴り始めるトド松。
拳を床に叩きつけ、手のひらには妻の跡がくっきりとあった。
ト「知らない人…？いきなり連れ去られたって……なんで助けなかったんだよ！！？なぁ！？」
びくっと震える十四松。
実の兄を睨みつける目は鋭かった。
お「落ち着けトド松。十四松、話聞かせろ」
そんな中、冷静に言うおそ松。
その声にトド松は、おそ松の方を向いてキッとした。
ト「なんでそんな冷静に言えるの！？ねぇ！？」
お「黙れトド松！！！」
直後に言った言葉を、この場にいる全員が沈黙した。
おそ松は下を向きながら、十四松に言った。
お「……どうしてそうなった」
冷静に言うおそ松。
十四松も、目をそらしながら話し始めた。
十「ぼくとAは、河原でやきうした後、商店街を通って、家に向かったんだ。」
カ「……………」
チ「……………」
十「そのとき、ふと、隣にいたAがいなくなったんだ。その横には暗い路地裏が見えた。すぐそこだと思って、中に入った。」
十「奥に、何人かの人がいて……その1人にAが、捕まったんだんだ…。」
カ「じゃあ、それが…！」
十「うん……手首と足を縄で縛られてて、すぐぼくはその男に殴りかかったんだ。けど……」
お「……………………」
十「人数が多かった……。ほんとうに…。僕一人じゃ敵わなかった…。」
十「僕が倒れた後、Aは車で連れ去られちゃった…。僕何にもできなかった…！だから、家に戻ってきて、みんなにお願いしようと思って…」
力尽きた様に眠る十四松。
その横でおそ松は、
お「今は同行している暇はない。一刻もAを助けださないと…」
チ／カ／一『うん…』
トド松だけ返事はしなかった。
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ベジータ - 背景画像いいけどなんかいや (2019年10月3日 6時) (
レス) id: 8608eb1a73 (このIDを非表示/違反報告)
ベジータ - はじめましてベジータです あの…背景はいいとおもう…。 でも文章はよめるけど次ページいくときの文字よみにくい…色変えたほうがいい 別に悪くはいってないですよ！？ ごめんなさい (2019年10月3日 6時) (レス) id: 8608eb1a73 (このIDを非表示/違反報告)
霊 - それな (2018年2月17日 23時) (レス) id: 3d55051bee (このIDを非表示/違反報告)
曖那 - 面白いですね♪これからも頑張ってください!!! (2018年1月3日 11時) (レス) id: b59e7160ce (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - フランドール，スカーレットさん» ですよね！綺麗ですよね！こういう色合い、私好きなんですよ！ (2017年12月7日 23時) (レス) id: d81795168a (このIDを非表示/違反報告)
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