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「じゃん！ここが景福宮！」
『わっ！！想像の4倍は大きい！』
「そんな？(笑)」
『うんうん、本当に！』
ベクが最初に連れて行ってくれたのは、景福宮だった。何回かバスに乗って通ったけど、近くで見ると、こんなに大きいんだ…と、その迫力に圧倒させられる。
「あ、もう始まる！」
景福宮の正門である光化門を大袈裟に見上げた私の手が、急に強い力で引っ張られた。
『えっ、』
まるで、ベクの方へ吸い寄せられるよう。
どうして。
なんでこんなに、身体の芯が熱くなるんだろう…
「間に合った」
ベクの声と同時に、大きな背中が立ち止まる。
その向こう側から聞こえてくる、太鼓の低い音色の中、私はそっと自分の鼓動を隠した。
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zuyugo(プロフ) - こんばんは(^^)いつも楽しみにしています、続きがいつも気になります…！切ない感じが大好きです！応援してます(^-^) (2019年1月29日 20時) (
レス) id: 53905cc901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るるり | 作成日時：2018年12月12日 14時
