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『もぉやだ…』
何もかも考えるのが嫌になって、私は倒れこむようにレジ台に顔を伏せた。
「仕事してくださいよ〜」
と頭上でリン君の声がして、それから私の右耳にスマホの振動が伝わってきた。
顔を上げ画面を覗くと、ベクからメールが来ていた。
〈行きたいとこ、決まった？〉
そう言えば昨日、私の行きたいところに行こうって。
デートしようって、誘ってもらったんだ。
私はスマホを握りしめて、少しの間考えてから、
《観光したい！》
って送った。
考えてみれば、私はここに来てから韓国の名所とか有名どころに足を運んでない。
住んでるのに行かないとか、すごく勿体無い気がするし。単純に、すごく行ってみたいし。
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zuyugo(プロフ) - こんばんは(^^)いつも楽しみにしています、続きがいつも気になります…！切ない感じが大好きです！応援してます(^-^) (2019年1月29日 20時) (
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作者名：るるり | 作成日時：2018年12月12日 14時
