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こんな時間に、誰の電話だろう。



私のスマホは普段、コウさんのどうでもいい連絡と、リン君のシフト交換の頼み事と、たまにくる勧誘の電話でしか鳴らないから。



だから、ギョンスさんだろうか。



そう思って彼の方を見上げると、



「電話、鳴ってますよ？」



と、苦笑いするギョンスさんと目があった。



『え、あ、私ですか！？』



静かな暗闇に、単調な高い音が響く。



RRR…



私は急いでカバンの中を漁り、財布の下に隠れたスマホをやっと見けると、画面に映る



“ ビョン・ベクヒョン ”



の文字に、思わず声が出そうになった。

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設定タグ：EXO , ベッキョン , ギョンス   
作品のジャンル：恋愛
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作者名：るるり | 作成日時：2018年4月28日 12時

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