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きっと、出逢った瞬間から私たちの終わりはすぐそばにいたのだと思います。
さよならの足音は、日が経つにつれて耳障りなほどうるさいのです。
大丈夫だよって笑ったあなたの顔は、
私の不安を消し去るには十分でした。
けれど、運命には誰も逆らえない。
一緒にいるためには2人の合意が必要なのに、
別れる時は1人の言葉だけで足りてしまう。
涙なんて、とうに枯れてしまいました。
今はただ、心に空いた穴が、
少しづつ大きくなって、
いつか私の全てを飲み込みそうで。
それが怖くて、蹲るしかできないのです。
私の全部がなくなる前に、
覚えておいて下さい。
私が、あなたを愛していたこと。
今も、愛していること。
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作者名：るるり | 作成日時：2018年4月6日 5時
